2020.08.02

家飲みのお供は「スタッキング可能」

行きの飛行機に乗ったそばから、旅の終わりを思っておセンチになる。我ながら感傷的な人間だなと思っていたら、友人から「それはあなたが欲張りだから。楽しみが減ることに敏感なんだよ」と言われてハッとしたことがあります。そう、私は快楽主義者。だから金曜の夜は何よりのお楽しみ。「明日はお昼から飲んじゃおう! 何飲もうかな? やっぱりビール一口からのワインコース? シュワシュワもいいな。つまみはどうしようかな、冷蔵庫に何があったっけ…」などとワクワクしながら眠りにつく、その時間こそが至福なのです。

そんな快楽主義者にして左党の私、STAY HOMEの今年は毎週末が家飲みです。「おうちビストロ」とか「おうち居酒屋」みたいな凝ったことはできません。飯のおかずで日本酒をやったり、近所のパン屋さんで調達したサンドイッチで白ワインを飲む程度。だからこそ、実は問題だったのが「おうちワイングラス」の選び方。ゆるくラクに飲みたい、なんならこの暑い時期にはお手頃ロゼワインに氷をどぶんと入れて楽しみたい(パリのコーディネーターさんに教えてもらった飲み方! キーンと冷たくて見た目も音も涼やか)。そんな時に脚の長い、お行儀のよいグラスはちょっとしっくりこなくて、なんだかそわそわしていたのです。

そこで見つけたのがこれ、Libbey-royal leerdamのスタッキングできるグラスです。どこかコーギーを連想させるような短めの脚にころんと愛らしいフォルム。この広めの口とずんぐりとしたボディだから大きめのロックアイスも余裕で入り、先述のかちわりロゼにもうってつけなわけです。スタッキングできるから、ワイングラスの永遠のテーマである「食器棚の中でかさばる問題」だってクリア! さらには食洗器対応で、酔っ払って洗ってたら手が滑って…という悲劇も回避! さらにさらに、お値段おひとつ500円台! ああ、これぞわが至福の週末のベストパートナー。まだまだ続くSTAY HOME期間、大活躍してくれそうです。 

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エディターKOMATSU

「糖分摂るなら菓子より酒で」がモットーの真正左党。
ノーストレスなリラクシングワンピースと多幸感しかないタカラヅカ鑑賞も大好物です。

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