2021.04.18

ワードローブを“ディグ“して蘇らせる話

クローゼットのマイ・アーカイブを整理しながら、今の気分で身につけられるものをピックアップする。ということが、モード界でますますポジティブに捉えられています。先日同僚がクローゼットをディグって、いいものを見つけていましたが、刺激を受けて私も昨日、遂行しました。

そもそも私は、買った服やジュエリーをなかなか手放せなくて、ボロボロになってさすがに穴あきすぎでしょっていうくらいまで着るタイプ。「物持ちいいね」とよく言われたものです。

そんなわけで昨日掘り出したのが、YOSHiKO CREATiON PARiSのネックレス。輝く玉をつかんだ鷲のモチーフに見覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。うろ覚えですが、15年くらい前に買ったような……

アレッサンドロ・ミケーレのグッチにも通じるキュリオシティ感もあり、まさに今の気分じゃないですか! チェーンはだいぶ黒ずんでしまいましたが、トップ部分はヴィンテージみが出て逆にいい感じ。

これまた数年前にFarfetchで手に入れたAurelie Bidermannのゴールドチェーンの存在を思い出しました! ネックレストップに通してみるとこれまたいい感じ。余談ですが、このチェーン、ややお高めなのですが、輝きがすごくきれいなんです。日中、このチェーンを身につけて歩いていたら、遠目に私を見た知り合いのスタイリストさんが駆け寄ってきて、「そのチェーン、どこのですか?」と聞いたほど。繊細なんですが、キラッキラ光ります。これだけでつけてもさりげなくていいし、好きなペンダントトップと合わせたりと汎用性が高いのです。

こうして復活させたネックレスは、トラッドな服やフェミニンなドレスをいい子ちゃんに終わらせないスパイスとして、再び大活躍の予感です。

エディターNAMIKIプロフィール画像
エディターNAMIKI

ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。

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