新色が楽しみといえば、THREEのディメンショナルビジョンアイパレット。毎シーズン一つは買ってしまうファンです。4色中結局は2色しか使いこなせない美容創造力が枯渇したワタクシですが、パカッと開けた瞬間、ミラクルなカラーパレットにいつもワクワクします。
なんて春らしい彩りだろう、とうっとりしたのは新色の“PERSEPHONE AWAKENING“(これまた名前が長い)。と同時に、「これは使いこなせるのだろうか?」と思ったり。
上2色は肌色の延長で行けるとして、下半分です。ムラサキ??? 試しづけする機会があって肌に載せてみたところ、けぶるような、春霞のような透け感のある発色。ムラサキなんですが、青みは少なくモーブピンクに近い。右下のピンクは、ギラッとラメな凹凸がなく、滑らかなメタリックでちっともコンサバじゃない。しゃ、洒落とる。というわけで今春はこちらをお持ち帰りしました。
翌日のメイクには上2色を導入。右のオレンジはクリーミーな質感で、ささっと目元に伸ばすと、肌色の延長のようにさりげなく色づく。こちらもメタリックな光で洒落てるんですが、THREEお得意の透明度の高い発色で宇宙人のようにはなりません。上左のゴールドを足すともぎたての柑橘のようなフレッシュなニュアンスがさらにアップ。華やかさが増すんです。
その次の日はパープルにトライ。1年前は絶対に選ばなかった色ですが、インスタでウォッチしている韓国の女の子が素敵につけているのを見て、ますます機運が高まりました(ミーハー)。大丈夫だろうか? と思いつつ大胆に載せて伸ばすと、目元に花が咲いたよ! それでいて、無理がない。これまた透け感や、マットでけぶるテクスチャーがなせるワザでしょうね。ち
う〜ん、THREEのクリエイティブ・ディレクター、RIE OMOTOさんって天才! まぶたに“色もの“って難しいじゃないですか。「キャンバス」としての肌のコンディションが何をやっても映えるほど良くはない。下手すると「イタい」ことになりかねない。それでもメイクでアートな冒険をしてみたい大人のために届けられた……色彩と質感の黄金率が織りなす魔法のパレットなのです。
ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。