最近、眉月じゅん先生の漫画「九龍ジェネリックロマンス」にハマっています。元々香港が好きだったこともあり、世界観が好みのど真ん中なんですよね。舞台になっている東洋の魔窟・九龍城砦に行ったことはないのに、読んでいると不思議なくらいめちゃくちゃノスタルジックな気持ちに。作中でも、住人はみんな、なつかしいクーロンに恋してる、という描写が出てくるのですが、なんかその感情めちゃくちゃ分かる〜と一人自宅で大きく頷きました。
そんなある日、google map上で「浪漫花店」なるお店を見つけたんです。仕事柄、フラワーショップは結構チェックしているのですが、全然知らなかったのですぐにインスタグラムで検索(便利な時代になったものです)。するとオリエンタルで、それこそどこか懐かしさの漂う世界観が広がっていたんです。”好き!”と瞬発的に思い、ちょっと前にお店にお邪魔させていただきました。
今年の1月にオープンしたという小さめの店内には、センスを感じる花がずらり。そして中国各地から買い付けられたフラワーベースもたくさん並んでいるんです。どれも可愛かったのですが、私はニュアンスのあるカラーをふんだんに使い、繊細な花と鳥を描いたこちらを購入。オンシジュームを1本飾るだけでも、部屋をぐっと華やかにしてくれます。
そして少しだけ食器の取り扱いもあり、綺麗なブルーに一目惚れしてこちらも連れて帰ってきてしまいました。お気に入りの器で食べれば、可もなく不可もない自分の料理を食べる時間もちょっとだけ特別になります。
短い滞在時間ではありましたが、ロマンティックでノスタルジックで、不思議とまた"帰りたい”という気持ちになる「浪漫花店」に、まさに恋してしまいました。お花もフラワーベースも公式ホームページで注文できるので、オンラインでもあの世界観を楽しませてもらおうと思います。
好きな服はワイドパンツとタイトスカート。インドア派なのに趣味は海外旅行。タイ料理とお寿司に目がありません。なぜか両極端なものに惹かれる毎日です。