仙太郎の山椒餅が大好きなんです。初夏に「そろそろ食べられるかしら？」と何度か店舗を覗くたびに「まだです」とピシャリ。ガッカリしつつも、ショーケースでこんもりと光り輝くおはぎに釘付けになりました。
お・は・ぎ。普段はあまり食べないのですが、無性にいただきたくなりました。一口頬張ると、自分想像比100倍は美味しい。ご飯がべちょっとなっていたり、きなこがご飯に溶けて液状化したおはぎが苦手なのですが、こちらはお米の粒がキリッと立っていて、きなこもふんわり。このマットな質感がツボです。
粒あんはしっかり甘めですが、ところどころに現れる青じそが爽やかなスパイスをきかせ、きもーち塩分も感じられる。甘いとしょっぱいの波状攻撃にイチコロです。
仙太郎様は裏切らない。こうして小腹をすかせたワタシは、定期的におはぎの味を思い出しては、銀座三越に駆け込んでしまうのです。山椒餅（正式名称は「和三盆 山椒ノ餅」）のフッカツも、お待ちしております。
エディターNAMIKI
ジュエリー＆ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。
