ほんの1年ほど前までは正直毛穴について悩んだことはなく、「毛穴、なにそれ?」ぐらいの気持ちで生きてきたのですが、今年になって急に彼らが存在感を拡大してきました。文字通り拡大。もちろん今までいなかったわけではないのですが、ちゃんと引き締まってくれていたんだと思うんです。けれどやっぱりお肌の緩み的なものによってかつての緊張感は徐々に失われ、ゆるゆると開き始め、現在「そうだよね、毛穴、あるよね」という状況になっております。
そんな矢先に複数のメイクアップアーティストさんからお勧めされたのがこちら、アディクションのシルキーバームプライマー。
ピアノのような鏡面仕上げの蓋がモダンな印象のキューブ形。ただこのアイテム、おすまし顔しながら本当にすごいんです。ほんのりピンク味を帯びたバターのような質感のバームを毛穴の気になる部分にくるくると塗布すると、みるみる毛穴が目立たなくなっていくんです。その上からパウダーファンデーションを塗ろうものなら、「よ〜く見たら、いるね」くらいのレベルで薄くなります(自分比)。ブラー加工とでもいうのでしょうか、フォトショップでレタッチしている感覚に近いです。
シルキーとうたっているだけあって、さらりとベールをかけたような質感に。凸凹がフラットに仕上がるので、上から塗るファンデーションのノリも格段によくなります。最近気づいたんですが肌が艶々光っていると毛穴ってコントラストで余計目立つんですよね。今はぬらっとした艶肌ってそもそもトレンドでもないですし、これを塗ってマットに仕上げるのが気分。まるで陶器のようなスキンが実現しちゃいます。
ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。