2021.08.31

"ネオ”陶芸と、多肉植物が気になってしょうがない!

昨年から、自宅で過ごす時間が増えたからか、ビーズネックレスを作ったり、普段は作らない時間がかかる料理(大量のスパイスを使用するカレーなどが人気です……)に挑戦したり、とにかく手を動かす作業にハマっている人が増えたと思います。そんな私の周囲の友人の間では、なんと「陶芸」が流行っています。実際に教室に通ったり、1DAYワークショップなるものに参加する人、「いや私は不器用だから、作るよりも集める専門!」とコレクターになっている友人がここ半年で増加中。陶芸の販売イベントも増えており、先日、渋谷パルコで行われていた陶器の展示販売会「ceramicscape」も初日から盛り上がっていました(私が行った頃にはほとんど売約済みで人気の高さを実感したのでした)。面白いことに、友人たちが作る作品はろくろなどを使った、リアルに使える美しい皿やマグカップではなく、手でこねて作るユーモアあふれる置き物のようなもの(一応アクセサリーを置けたり、キャンドルを立てられたりするので、完全に観賞用というわけではないですが)。それぞれがときめくようなアイテムを、使いやすさを無視して、自由に作るのが今トレンドなのだと実感しました。ミーハーな私ももれなく、その一風変わった陶芸ブームに乗った一人。ついに、とあるイベントで理想の陶芸アイテムをゲットしました!

それがこちら、このブームを牽引する第一人者、DAISAKさんの植木鉢です。先日、新宿にある「BEAMS JAPAN」で陶芸家DAISAKさんと、京都のサボテンショップ「棘屋」のコラボレーションイベントで出合いました。DAISAKさんは京都をベースに活動している陶芸家の方ですが、幡ヶ谷の「bullpen」などのインテリアショップでも数量限定で販売しています(販売するや否や、ファンが殺到し、これまで買えたことがなかったのです……涙)。地球上に存在する生物にインスピレーションを得て、見慣れた古いものをアレンジし、新しいものを創作しているDAISAKさん。今回選んだのは、雪だるまを彷彿とさせるフォルムの鉢。つるんときれいに整えられた表面よりも、手で撫でつけたような表面も作った方の温かみを感じられますし、どこか生き物のように見えてきて、ペットと暮らしているような気分になります。そして、今回この鉢に合わせたのは、多肉植物のプロフェッショナル「棘屋」の方に相談しながら選んだ「金晃丸」という品種。寒暑に強い品種で、植物を育てるのが苦手な人(私ですね……)や、初心者向きと聞き選びました。雪だるまのような鉢と似たフォルムのサボテンを植えることで、一層生き物らしさが増し、部屋にあるだけで癒されます。エアコンの影響を受けやすいワンルームなので、ケアを頑張りつつ、サボテンと植木鉢を愛でたいと思います。

 

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エディターHORIE

ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。

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