街中を観察していると、表参道を歩いているおしゃれな人の肩には、BAO BAO ISSEY MIYAKEのバッグがかかっていることが多いんです。テイストはさまざまながら、どんな装いにもしっくり馴染んでいるんですよね。私自身のファースト・バオバオは大学生のときから愛用しているホワイトのショルダーバッグ。気軽な外出から、ちょっとしたパーティーなどの機会まで活躍する、頼もしい味方です。もはや言わずと知れたスタンダードアイテムですが、私自身もそのポテンシャルの高さを再確認しているところなので、ご紹介させてください!
新たに出合ったのは、11月頭に登場したホリデーシーズンの新作「PRISM METALLIC」。まずはこのモードな佇まいに惹かれました。メタリックなエナメルのきらめきがほどよい存在感を放っています。前面は濃淡の異なるブルーとグリーンで3色に切り替えられていて、またこの色合いが絶妙なんです。ほどよく品を宿しながら、主張もある。そして背面は潔いブルー単色。この仕様のいいところは、着る服によって見せる面を変えられるところ。ウェアの色数が多い日はブルーの面を効かせるように持つ、という選択が賢明。また考え抜かれているな〜と個人的に好きなポイントは、ハンドルの絶妙なレングス。肩周りが窮屈になるほど短くもなく、間延びして見えるほど長くもなく。2段階で調整可能なので、もちろん長めに設定することもできます! また内側はメッシュ構造になっており、持ち心地が軽いのも嬉しい。
なぜなら、コロナ禍の生活になってノートパソコンが本当に手放せないから……。自分の中で“小さいバッグと2個持ち”派との攻防が長らく続いていたのですが、そろそろファイナルアンサーが出ようとしています。一番上の写真の通り、15インチのラップトップがするりと収まる容量が正直なところ、有難いのです。出先でなんだかんだ買い物をしたり持ち物が増えた時に、トートバッグがあると重宝しますよね。また、収納力の高いバッグあるあるの荷物行方不明問題も、内ポケットがあることで解決。定期ケースや迷子になりがちなAirPods Proを入れておくと取り出しもストレスフリーです。そんなわけで、軍杯はこちらのバッグに上がりそう!
トライアングルのパーツが継ぎ合わさったシンプルな設計。ただその意匠の枠組みの中では、サイズも色も質感も無限大。そんな懐の深さがファンの多い理由のひとつなのだと思います。私もまた少しずつバリエーションを揃えるのもいいかも、と画策しております。
好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。