いつもは新しいアイテムをご紹介しているスモールグッドシングスですが、今日は昔からずっと大切にしているネックレスについて綴ります。8年間の時を経た今でもつけていると褒められるMAISON RUBUS.のパールネックレス。まるでスカラップレースのようなデザインがユニークです。長年ほぼ毎日つけていたらさすがにちょっと緩んできたので先日MAISON RUBUS.に修理に出し、手元に戻ってきました。
繊細なゴールドのチェーンに、手作業でつけられた小さな淡水パールがさざ波を描きます。ワイヤーを使っていないためつけ心地はやわらかく、デコルテのラインにきれいに沿うのです。鎖骨の上にひらひらと雪の結晶が舞い落ちたようにも見える。
ここ最近再びパールネックレスがトレンドですが、このタイプは本当にほかのどこを探しても見つかりません。ビーズアクセサリーのように気負わずまとうことができるのも魅力。控えめでありながらもおしゃれな人は目を光らせて「どこのですか?」とひそひそ声で聞いてくる、そんな不思議な存在感があります。先日プラダでローファーを購入した際も、ショップスタッフの方が「そのネックレス素敵ですね……」とほめてくださり、ブランド名を伝えたところわざわざメモされていました。
完全受注制作なのでオーダーしてから1か月はかかるということですが、届いたときの喜びもひとしおです。
ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。