2021.06.07

「それどこの?」と聞かれ続ける眼鏡です

「大豆田とわ子と三人の元夫」、それを観ることだけが近頃の喜びです。ドラマのおかげで特定の曜日が待ち遠しいというこの感覚が、とても久しぶり。それに多くの編集部員が観ているので、話題を共有できるのもちょっとした幸せです。坂元裕二さんのウィットに富んだ脚本、俳優の方々の卓越した演技もさることながら、同じくらい素晴らしいのはスタイリング。特に松たか子さん演じるとわ子の、こんな大人が近くにいたらいいのにと思わせる上品さと可愛らしさが入り混じったスタイル。いやでも、ファッション好き女性たちの圧倒的なロールモデル、市川実日子さん!が演じるかごめのエフォートレスな服装も大好きです。そしてもちろん、個性的な元夫たちの眼鏡スタイルも。回を重ねるごとに、どんどん全員を好きになっていく。ただでさえ魅力あふれる三人なのに、後半も過ぎた頃にオダギリジョーさんが投下されるなんて。しかも、少女漫画の夢を詰め込んだみたいな設定特盛り。やや鬼畜みある眼鏡仕様ありで、最高です。ということで私も眼鏡をかける頻度が自然に上がっております。

お気に入りはゴールドフレーム。昨年とあるK-POPグループのメンバーが金縁メガネをヒップホップなコンセプトでかけこなしているのを目にし、それがあまりにおしゃれだったため、「私もゴールドフレームが欲しい!」という発作が起きまして。しかしこの突然の衝動を満たすために、何万円もするメガネをあらゆるブランドで探し回り、とっておきを探し、手に入れるという工程を踏むのでは遅すぎる。今、今すぐ必要!ということで駆け込んだのがJ I NSです。実は10年ぶりに来店したJ I NS。その進化に目を見張りました。細かいことは置いておいて、トレンドの形のメガネはだいたい揃っています。ゴールドフレーム、あるかな〜と店内を探し、ものの3分で見つけました。形はいろいろありましたがやや丸みを帯びた形が一番似合ったので、こちらを購入。

パッドもテンプルも全てが金属のタイプが理想ではありましたが、やっぱりかけ心地がよくないと結局使わなくなってしまうのが現実。実用重視で先セルと肌あたりの良いパッドがついたものを選びました。ありがたいのは購入してから持って帰るまでの早さ。仕上がるまで近くのカフェでお茶でも飲み、出来上がったらアプリに通知が来ます。おそらく1時間もかからなかった気がします。レンズはブルーライトカット40%を選択しました。眼鏡は8,800円、レンズ代は5,500円で、非常にアフォーダブル。そしてそのわりにと言ってはなんですがこのメガネ、とにかくよく褒められます。「それおしゃれだね、どこで買ったの?」「J I NSです!」というやりとりを何度したかわかりません。

 今週も始まってしまいましたが、今日もこのメガネを装着。明日の「大豆田とわ子」を心待ちにしながら、仕事に打ち込みたいと思います。

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エディターITAGAKI

ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。

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