SPUR 11月号の企画「今夜はスイーツを語りつくす!佐久間Pのマロンナイト・ニッポン」を大変楽しく読んだのですが、それ以降、頭の中はマロン一色! コンビニデザートはモンブラン一択の日々です。先日、マンネリ化した食卓をちょっと贅沢に彩りたいなと思い、紀伊國屋に立ち寄ったところ、目に飛び込んできたのがこちら、金沢浅野屋の「栗ご飯の素」です。市販の炊き込みご飯の素より値は張りますが、美しい黄金色の出汁とゴロゴロとした熊本産の栗に心惹かれ、レジに直行。
その夜早速試してみたところ、料理音痴が作ったとは思えないほどの料亭の香りが広がり、繊細な味わいに感動してしまいました。鰹節と昆布の出汁で炊いたご飯はほんのり塩がきいており、なんとも奥深い味わい。決して濃い味ではないのに、確かな存在感を放ちます。そこに、ほくほくっとした食感の甘みのある栗が絡まると……うんま〜〜〜い!と叫び出したくなります。変化球料理を嫌い、ご飯は白米しか食べたくないという頑なな小学3年生の息子も、「文句があるなら一口食べてから言ってください」と勧めると、ぺろりと完食するほどです! 秋の味覚を、自宅で美味しく楽しめる幸せ、最高です。本日も追加で購入したところでございます。サイトを調べたら、今年は11月20日までの販売のよう。ご興味ある方は、お急ぎください〜。
顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。