2022.01.21

マンネリ化したコーディネートも、一癖スニーカーがあれば!

普段、黒や白、ブラウンを基調としたシンプルな服を着ることが多いです。しかし、編集部で色に包まれファッションを楽しんでいる先輩方を見ては、密かに「私も色をまといたい」と熱願しておりました。そんな私が先日ゲットしたのが、オレンジと紫を大胆にあしらったアシックスのスニーカーです。

こちら、長年アシックスとコラボレーションを重ねてきたブランド、キコ コスタディノフが、ゲストとしてではなく遂にチームの一員となって開発に当たった一足。キコが得意とする目の冴えるような色遣いとテック感、有機的且つ構築的なデザインが特徴です。角度によって光を反射する光沢感は、個人的に「ちょっとタマムシみたい」なんて思うことも。でも、これ、私の中では最高の褒め言葉! 以前、21_21 DESIGN SIGHTで行われていた「虫展デザインのお手本」という企画展を観に行った際に、虫の魅力にやられてしまったのです。(当時はひたすらピンタレストでタマムシの画像を保存しまくり、周りに引かれたこともありました笑) 自然界の美しさをデザインに取り込んでいるのかは定かではありませんが、一見独特な造形の中に、しっかりと理にかなったバランス感覚とデザイン性があると感じます。

これまでのミニマルなスタイルにも、足元にこれをプラスすることで一気に一癖ある個性が発動されるのがお気に入り。顔まわりに色を持ってくると「似合わないかも」と諦めがちですが、足元だとチャレンジしやすいのもオススメのポイントです。まずは足元から、じわじわ一人色彩遊びをはじめようと思います。

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エディターSASAYAMA

周囲の人の着こなしが気になって仕方ない私服ウォッチャー。
街でも目を光らせています。ミニマルで、少しひねりのある服が好きです。

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