正直、おしゃれな電気圧力鍋ってたくさんあるので、最初はそちらを買う予定だったんです。が、しかし、「圧力鍋といったらこのビジュアルよね」という昔ながらのタイプ、このアサヒ軽金属のゼロ活力なべとの出合いは突然訪れました。
友人宅の夕食におよばれしたときに、いただいた玄米と、牛すじ煮込みがとても美味しかったんです。すかさず作り方を聞いてみたところさらっと「圧力鍋に入れるだけだよ」と返され、「むむ、やはりこのタイプもよさそう……」となりました。
以来、電気タイプと火力タイプのもの、どちらにしようか迷っていたのですが最終的に、様々な熱源に対応している汎用性の広さと、メンテナンスできてずーっと使えそう、というのが決め手になりました。家電より、器具としての鍋の方が長持ちするだろうと考えたのです(買う時に、将来どういう捨て方になるか、製品寿命はどれくらいか、というのも最近結構気になるようになりました。できるだけゴミは出したくないですよね)。なんとこのアサヒ軽金属のゼロ活力なべは本体30年保証!な上に、各種部品のパーツ売りもしているんです。
この鍋で調理すると、ニンジンも大根も皮つきのままでもホックホクに柔らかくなるので、皮をむかず丸ごと調理するように。だからわずかではありますが、生ゴミも少し減りました。なにより皮をむかなくて済むのが楽。
そして、一番驚いたのは、白米を食べたとき! 蓋を開けたときにふわ〜と広がる蒸気とお米の甘い匂いの先に、つやっつやぷりっぷりのお米たちの姿を見た時は「あらま〜!!」と、まるで生まれたての赤ちゃんにかけるようなデレデレの声を出してしまいました笑。
口に頬張ると、お米のモチモチ感とつぶ感が出ていて本当に美味しい。まんが日本昔ばなしで、貧しい暮らしをしていたじっさまとばっさまが、久しぶりに茶碗いっぱいの白米を食べたとき、みたいに「うんめぇなあ」としみじみと思うのです。
ストウブで炊くお米も好きなのですが、今の所この圧力鍋で炊いた方が失敗がなく、しっとりつやつやに炊ける気がして、こちらにはまっています。お米の消費量が増えました。
初めてつくった自家製あんこもなかなかイケてたし、鶏大根はホロホロ。ポトフもソーセージがプリップリになってたなあ、次は何を作ろうかなあ。と思わずふけってしまうほどです。購入前は気になっていたなかなか存在感あるビジュアルの赤いオモリ(お米の時は白いオモリです)も、今ではその揺れる様が可愛くすら思えてきました(まるでダンスしてるみたいだなって♪)。
ちなみに、私は時間があるときに多めにつくって、こちらの野田琺瑯の容器に入れて保存しておくタイプなので、サイズはスリムL。久しぶりにサイトをのぞいたら、スープ用のレシピとオモリも発売していて、俄然気になっています。ゼロ活力なべ本体はふるさと納税でもゲットできるところもポイント高いです。 自宅での食事が充実するっていうのは、幸福度をあげるの最高の近道だな!と思った次第です。
主に美容担当。山登りなど自然に触れることが好き。最近は健康とかインナービューティとかいう言葉にめっぽう弱くなりました。