先日、PICTURES FOR PURPOSEというプラットフォームからオーダーしたプリントが届きました。こちらは2020年に設立された、写真を介してさまざま基金などに寄付などを募るチャリティ団体です。過去には新型コロナウイルス、気候変動に際して、それぞれのサポートが行われました。そして第3回となったは、ロシアによるウクライナ侵攻について、家を終われたウクライナの人々に新鮮な食事を提供する非営利団体、WorldCentralKitchenへのチャリティ。私もいくつかの団体に寄付などをしていたのですが、この活動についてもInstagramで知り、参加することに。3月24日で締め切られ、合計252,350ユーロが寄付されました。
今回のチャリティには、GUCCIとのコラボレーションなどでも知られ日本初の個展が開催中(5月9日まで!)のCoco Capitán、LOEWEやMARNIのキャンペーンでも知られるイギリス人フォトグラファーのJamie Hawkesworthなど気鋭の写真家たちが多数参加。迷った末に選んだのは、キーウ出身、現在はNYに在住する双子のTanyaとZhenyaによるフォトグラファーデュオ、Posternaksの作品。女性の体を捉えた1カットです。夏にアメリカのフォート・ティルデンビーチというところで収められたショットは、お腹の皺やうっすらと生えた体毛は生々しさもありながら、なめらかな曲線が抽象的な絵画のようにも感じます。肌を見せるランウェイでの流れとも近接ですが、最近個人的に自分自身も含めて、女性と体の対峙について考える機会が多く、そんなタイミングともリンクしました。プライスは125ユーロほどで、つい先日自宅に届きました(額装は、友人におすすめを聞いて文具店の世界堂にて。台紙や額縁のラインナップも豊富で、仕上げも丁寧でスピーディでした)。
あの頃から引き続き、SNSからは厳しい戦況の情報が流れ込んできます。自分に何ができるか自問自答を繰り返しながら、どうか一刻も早く平和が戻ってくる日を願うばかりです。
好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。