2022.07.01

ブライアン・イーノ展で見つけた、“世界にひとつだけ”のトート

先日、新幹線に飛び乗ってBRIAN ENO ANBIENT KYOTOに行ってきました。アンビエント・ミュージックの創始者としてU2をはじめ多くの名盤を手掛けてきたブライアン・イーノ。同時にビジュアルアーティストとしても精力的に活動をしてきた彼の作品が一堂に会すると聞いて、待ち焦がれていたのです。

会場は京都中央信用金庫 旧厚生センター。築90年のクラシカルな建築に一歩足を踏み入れると、入り口には「ありきたりな日常を手放し、別の世界に身を委ねることで、自分の想像力を自由に発揮することができるのです」というイーノからのメッセージが。その言葉の通りそれぞれの空間に没入しているうちに様々な感情がわき上がったり、忘れていた記憶が想起され、“思考の旅”に出かけられる内容でした。代表作である《77 Million Paintings》、世界初公開となる《Face to Face》、インスタレーションの傑出ぶりは“期待通り”で「京都まで来てよかった~」と大満足。一方で“期待以上”だったのが展覧会のオフィシャルグッズたち。大胆なプリントのTシャツ、老舗・鍵善良房が手掛けたモダンな和菓子など、ひとつひとつのデザイン性の高さに心が躍り、素晴らしいラインナップの中から、私はトートバッグを購入しました。

環境問題にも関心の高いブライアン・イーノらしくサスティナブルな生地が採用されたトートは、A3もすっぽり収まるビッグサイズ。ハトメ部分で持ち手の長さが調節できて、中には内ポケットも完備という優秀品です。何よりキー・ビジュアルをプリントした記事をランダムに裁断しているのですべての柄が異なる仕様というのが楽しい! 販売されているバッグのすべてが、“世界にひとつだけ”の柄なんです。

私が選んだバッグはひとつの面は淡いオレンジがベースとなっていてポップですが、裏を返すと黒がベースのシックな印象。服装によって持つ面を変えられてとても気に入っています。京都まで出かけるのが難しい関東圏の方は、代官山蔦屋でも購入できるそうなので、併せてチェックしてみてくださいね。“あなただけ”のトートバッグが日常を楽しく彩ってくれるはずです。

エディターHAプロフィール画像
エディターHA

ワードローブの中心はデニムとメンズのシャツ。『スターウォーズ』シリーズに出てくるイウォークに似た犬と暮らしています。

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