【アニエスべー】の名品の出番です!

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本によると、アイコニックなスナップボタンの配置は、ヴェルサイユ宮殿の王の菜園内にそそり立つ、天才造園設計家のジャン=バティスト・ドゥ・ラ・カンティニ像に着想したものだったそう! 

今日まで開催中のTOKYO ART BOOK FAIRに行ってきました!

独創的なアート本を制作する出版社や書店、ギャラリー、フォトグラファーやアーティストなど、国内外から総勢200組を超える作り手が集結したイベントは大盛況! 

その中に、アニエスべーのブースもあったんですね。壁面にはアニエスべーが発行し無償配布しているアート紙「ポワンディロニー」のアーカイブが展示されていたのですが、圧巻であると同時に、学生時代に溺れたフランスカルチャー熱が再燃しました。アニエスべーセレクトのアート本はどれも見応えたっぷりですが、私が持ち帰ったのは、名品「カーディガンプレッション」にまつわる本。初期のキャンペーンビジュアルや思春期のシャーロット・ゲンズブールが着用している写真などがまとまっています。老若男女、着る人に寄り添うカーディガンは、どんなにアバンギャルドなスタイリングをしていても、品の良い清潔さをもたらすのだなと改めて名品の凄さを感じます。

と、前置きが長くなりましたが、帰宅後すぐにクローゼットから10年選手のマイ・カーディガンプレッションを引っ張り出しました! 何度洗ってもくたびれないスウェット生地、スナップボタンを全て留めてもいいし、ジャケット的に羽織るだけでもいいし、ボタンをどれくらい開けるかにもよってニュアンスの変化をつけられる万能アイテムは、まさに今の季節にぴったり! 今は薄手のボーダートップスとブルージーンズに合わせ、王道フレンチ・カジュアルな気分で着ています。

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余談ですが、1986年にパリのアニエスべーのギャラリーで開催されたジャン=リュック・ゴダール特別展のポスターも購入しまして、部屋に飾りました。多感な時期に影響を受けたカルチャーが今の自分の基盤にあるもんだなと、見るたびに初心を思い出します笑。

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エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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