この人と一緒にいる時間は、なぜだか心地よい――というのは、話が合うとか見た目がタイプであるといった要素ではなく、もっと深いレベルの、本能的・生理的な部分が関係している気がします。では、もしそういった「心地よさ」を作ることができるとしたら?
香水「FUEGUIA 1833 ムスカラ フェロ ジェイ」はまさにそれを実現してくれるフレグランスだと思います。こちらはアマゾン地域にある催淫効果のある植物から着想を得て、植物由来ながらフェロモンと近い分子構造の「香りのない分子」を実現した香りです。肌にのせるとその人本来が持つ「肌のにおい」を引き出し、混じりあいながら唯一無二に香り立つのです。
私の場合、ひと吹きしたあとは、朝露のようなさわやかなノートが最初に香りますが、そのあとは徐々にウッディノートへと変化。最後はまったりとミルキーな香りへ変化していきます。自分でもつけていると心地よく、高め安定といいますか、穏やかな幸福感がずーっと続く感覚。
さて、この香水が発売されたのは2017年8月。実は発売当初、「モテ香水」として巷で話題になっていました。たとえば私が耳にしたのは「夜遊びのとき付けていたら、お声がけがいつもより多かった」や、「アプリの成功率が高まった」といった経験談。
残念ながら私はまだそのモテ体験を得ていないのですが、少なくともつけている間は明るく穏やかな気持ちになれるので、一緒にいる人に対してもいつもより優しくあれるような、そのくらいのささやかな効果は感じています。
ぜひご自身の肌で試して、感想を聞かせてください。
ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。