私的インテリア名品は、【TOUMEI】の照明

新年を迎え、お部屋のインテリアを見直したいという方が多いのではないでしょうか。そんな方にはぜひ「冬のインテリア計画」という大特集を展開するSPUR2月号をご覧いただきたいのですが、今日はそこでご紹介できなかった我が家の愛用品についてお話をさせてください。それは、TOUMEIというガラスウェアブランドから発売されている「Circle」という照明。ガラス作家である髙橋獏さんと和田朋子さんが手がけるTOUMEIは、2016年から様々なプロダクトを販売中。お2人のファンだった私はブランドスタート以来、花器やグラスを少しずつ集めていた中で、新たにラインナップに加わった照明を昨年購入しました。

部屋に飾られたTOUMEIの照明

TOUMEIのCircleというライトは¥30,800、オフィシャルサイトにて販売中です。

お2人の作品にも通じるポップなフォルムと美しい色使いが魅力の照明は、愛らしくユニークな佇まい。最初は「シンプルなインテリアの我が家には少し派手かな?」と悩んだりしたものの、思い切って購入したところ、23cmほどのサイズ感のため主張が強すぎず、すんなりと馴染みました。そしてこの照明のスタイリッシュな存在感が、部屋をぐっと洗練されたムードに変えてくれています。これまで照明にあまりこだわりがなく、家電量販店で買う無機質なものを使用していたのですが、ふとした瞬間に目に入る照明がグッドデザインだと気分がいいものですね。年を追うごとに評価が上がる髙橋さん、和田さんの作品はなかなか購入することができないので、気軽に購入することができるアートピースとしてもおすすめの名品です。

箱の上に置かれたTOUMEIのモダンな照明

受注生産となるためコードは好きな長さでオーダー可能。我が家はいちばん短い30cmでお願いしました。

実はこちらを購入以来、照明に魅せられた私はSPUR2月号で「白い服で灯りのもとに」という名作ライトが登場するファッションストーリーを担当しました。アルヴァ・アアルトのビーハイブ、ル・コルビジェのパーラメント フロア ランプ、ジャン・プルーヴェのポタンス……眺めるだけでも素晴らしいものばかりです。そちらの企画も併せて、ぜひお気に入りを探してみてください。2023年のあなたを照らす名品に、きっと出合えるはずです。

エディターHAプロフィール画像
エディターHA

ワードローブの中心はデニムとメンズのシャツ。『スターウォーズ』シリーズに出てくるイウォークに似た犬と暮らしています。

記事一覧を見る

FEATURE