2023.01.04

鳥取にいつ行くの?今でしょ!と伝えたい【因幡の白うさぎ】

年末年始は1年で最も故郷を思い、ややノスタルジックな気分になります。ど田舎すぎる環境から抜け出したくて大学進学とともに上京。今や東京での年月の方が長くなってしまった事実に驚きつつ、大人になるにつれ、生まれ育った土地の素晴らしさを年々噛み締めております。前置きが長くなってしまいましたが、今年は卯年! 我がふるさと鳥取は、日本神話「因幡の白うさぎ」の舞台でして、12年に一度(勝手に)主役県になった気持ちになるんです笑。

ぜひこの夏は白兎海岸からの白兎神社を旅していただきたいですし、吉田璋也の民芸運動の影響もあって、岩井窯牛ノ戸焼因州中井窯など焼き物が盛ん。民芸巡りもとてもおすすめですよ! モード好きなら、ジル サンダーの2019年春夏キャンペーンをマリオ・ソレンティが撮影した場所、皆生温泉の旅館「東光園」はいかがでしょう? 

うさぎのホワイトチョコレート

と、お伝えしながら、家庭の事情で今回の帰省を諦めた私。写真は、そんな姉を気遣ってか、弟が鳥取駅の物産店でお土産にと選んでくれた「因幡の白うさぎチョコレート」です。

うさぎのホワイトチョコレート

山陰が誇るお菓子メーカー、寿製菓の冬季限定品。いちごチョコレートをホワイトチョコレートで包んでいる仕掛けは、伝説にちなんだアイデアでしょうか。クーベルチュールチョコレートならではのコクと深みがありながら甘ったるくなく、大人のティータイムにちょうどいい。つぶらな瞳が愛らしい白うさぎとともに、鳥取の魅力を思い出す年初めです。

エディターKINUGASAプロフィール画像
エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

記事一覧を見る

FEATURE