シグネチャーの花のパッチが愛らしい表情
年末年始は韓国で過ごしました。長く滞在したのは数年ぶりだったのですが、思ったより寒さもこたえず。街に繰り出し散歩をしたり、食もしっかり堪能しつつ、釜山や坡州市などソウル外へも訪れてみたり、と思い出深いものになりました。
もちろんショッピングも欠かせません。買い込んだ品それぞれにエピソードがありますが、特に気に入っているのはニットブランド、MISU A BARBEのニットベース。こちらは花瓶を中に仕込み、カバーとして用いるインテリアアイテムです。話題のショップが点在するエリア、聖水（ソンス）に構えたアトリエ兼ショップにて手に入れました。店舗はセーターや帽子などが所狭しと並ぶアットホームな空間。並んだカラフルなアイテムに目移りしつつ、ふと視界に飛び込んできたのが、アルコールスプレーを包むニットでした。思わず「こちらは売っているんですか……？」と尋ねると販売中とのこと。さらにストックから大小異なる様々なデザインをたくさん出してきてくださったんです。興奮しつつ吟味して、最終的に大きめの花瓶もすっぽり収まりそうなサイズをチョイスしました。このサイズなら、観葉植物や鉢植えを入れてポットカバーにも良いですし、なんなら読みかけの新聞や、たとえば布のトートバッグを丸めて入れて保管したり……とマルチな収納アイテムとしても使えそう、というのも選んだ理由です。アルコールスプレーが収まっていたSサイズなら、ペン立てやちょっとした小物入れにも良いのかもしれません。
自宅に戻ってから早速置いてみましたが、ほどよく主張するレトロな佇まいが可愛らしく、我が家の木床ともマッチ。部屋の隅にポンとあるだけで、チャーミングな遊び心を加えてくれる。寒い冬にもぴったりなホームプロダクトに大満足です。
好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。
