ジョナサン・アンダーソンがクリエイティブ ディレクターを務めるロエベのショーを見るのが、コレクションシーズンの楽しみの一つです。一見シンプルなワンピースも、シルエットが極端なまでにデフォルメされていたり、普通は衣服に用いないような素材を大胆に用いていたりと、いつもどこかにはっと意表を突く要素がある。そんなモダンとユーモアのバランスに、毎シーズン感動するんです。
そしてなんといっても、「これは一体どういうことなの!?」と脳が驚いてしまうようなデザインに、知的好奇心を刺激されます。最近だと、服から植物が生えたようなルックがSNSでも話題となっていましたが、パッと見ただけでは理解できない衝撃が、怠けがちな思考に渇を入れてくれる気がします。
周囲の人の着こなしが気になって仕方ない私服ウォッチャー。
街でも目を光らせています。ミニマルで、少しひねりのある服が好きです。



