ジューシーでやっぱり美味い!【551 蓬莱】の豚まんはもはや“国民的栄養食”

551 HORAI 蓬莱の豚まんが関西方面のお土産の定番なのはもちろん知っていたのですが、正直豚まんにそこまで興味がなかったんですよ。なんならコンビニでも結構美味しいものがすぐに買えたりしますし。なので新大阪駅などで551の店の前にできる行列を見ても「いっつも並んでるなー」くらいであまり意識もせず素通りするタイプでした。

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551 HORAI 蓬莱の豚饅
チルド商品を購入。4個入りで840円。2個入り420円から販売しています。

が、しかし。そんな風にぼーっと生きてきた私の意識に変革をもたらしたのは、食いしん坊の叔母の、豚まんに対する執念でした。奈良への旅に叔母、母、祖母と女三世代ででかけたのですが、帰路、叔母が乗り換えで利用する京都駅で「どうしても551の豚まんが買いたい!」と言い張るのです。

乗り換えの時間は15分ちょっと。で、駅構内の最寄りの店舗へは一度改札もでなければならなかった。行列の状況次第ではギリギリいけるかアウト・・・。

いちかばちかで一番足腰が元気な私がダッシュで買ってくることになりました。ダメなら引き返す、という覚悟のもとに・・・。

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551 HORAI 蓬莱の豚饅

時計をチラチラ見ながら並ぶこと約10分、ようやく自分が買う番になったのですが叔母から頼まれた(親戚に配る、ということで)大量の豚まんにつられて、ついでに自分のも購入。無事に叔母の笑顔も見られてハッピーエンドで旅を終えました。

 東京の自宅について、温め直して食したところ、「あれ、さすがめっちゃ美味しい!」となりました。全然重くなくて、2個くらいペロッと食べられちゃいます。むぎゅっとした比較的しっかりした皮は優しい甘さ。それに対比するように、しっかりと塩味がついた餡がジューシー。大きめにカットされている豚肉と玉ねぎの食感も楽しい。からしとの相性も抜群です。なるほど、並んで買う理由がよーくわかりました。

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551 HORAI 蓬莱の豚饅

で、先日大阪への出張があったので、もちろん帰りに迷うことなく駅に着いたらまっすぐ551HORAIへ。お店の方の皮を包むプロフェッショナルな手つきや、会計のスタッフの方のテキパキとしたオペレーションに惚れ惚れしている間に、意外に回転はやく順番は巡ってきます。

 購入後、ホームに向かって歩いていると背広を着たサラリーマンの男性の手元にも、家族連れやカップルの手元にも、そして外国人バックパッカーの手元にもあの紙袋。心の中でそっと「あなたもですか・・・」と話しかけながら、勝手に見知らぬ人に親近感。 ここまでくると、もはや国民栄誉賞ばりの国民的栄養食です。 その日会社に戻って、打ち合わせをしたライターさんにお土産に渡したらやっぱり喜んでいただけました。

ちなみに、チルド商品を美味しく食べるための生命線といえば加熱方法ですが、HPに掲載されている方法でやってみたら比較的うまく行きました。どうしても食べたくなったらお取り寄せもある!と虎視眈々と次のチャンスを狙っています。

エディターASADAプロフィール画像
エディターASADA

主に美容担当。山登りなど自然に触れることが好き。最近は健康とかインナービューティとかいう言葉にめっぽう弱くなりました。

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