地元である富山に帰ると、駅の土産店でいつも目にするのがケロリンの入浴剤です。ケロリンと言えば、売薬行商が盛んだった富山が誇る、老舗メーカーの頭痛薬。実は入浴剤も出しているんです。
以前、日々仕事に奮闘する友人にお土産として渡したところ、「もうあの湯しか入れない」と絶賛しておりました。その惚れ込み具合に触発され、先日帰省した際に、その友人用と、もれなく自分用も購入して帰ってきました。
幼い頃に入っていたケロリンの湯。大人になって浸かると、これが感動級にしみいる……。「なんか久しぶりに入ると、こんな良かったっけ……」と私も虜になっています。
ころんとしたボトルは、アイコニックな黄色い桶モチーフが目印。昔、発売元の内外薬品が温泉や銭湯で風呂桶を使った広告を打ち出していたことを発端に、今ではこの絵柄が定番になっているそう。
中身は、薬草を彷彿とさせるような深緑色。開いた瞬間、漢方のような深い香りが漂ってきます。
どぷっとつかると、独特の香りと共に、柔らかなお湯がじわ~っと身体を温めます。そのうちに芯からほかほかとしてくるのですが、それはお湯が温めてくれるというより、自分から発熱しているかのようなほっかほっか具合。個人的な使用実感としては、上がった後も長時間その温かさが続き、身体が軽くなったように感じました。パッケージには、肩の凝りや神経痛に効果的との記載も。
アロマセラピー的なバスソルトやエンタメ性のあるバスボムなど、大人になるにつれて購入の選択肢も増え、これまで様々な入浴剤を使用してきました。ですが、ここ最近の私は「やっぱりあなたがすきです」と絶賛原点回帰中。連休明け、週の後半で久しぶりのお仕事に疲労を感じる頃ですが、「帰ったらケロリンの湯がある♪」マインドで上機嫌に生きています。
お疲れを感じる方は、オンラインショップでも購入できるそうなので是非お試しください!