毎シーズン完売品が多数出るなど、モード好きにもファンの多い、ёビオトープ(ヨービオトープ)。セレクトショップのビオトープが2021年から展開する、ランジェリーベースのオリジナルレーベルです。
その初となる旗艦店が、先月末、満を持して青山にオープンしました。プレスの方曰く、開店初日と翌日は、事前の抽選で入場制限をしていたという人気ぶり。そんな注目店に、早速足を運んできました。
プライベートサロンのような空間でショッピング
表参道のコレツィオーネ2階に入った店舗は、澄んだ空気が漂う、洗練された内装。天然素材をメインにセレクトしたというインテリアに、モダンな家具がゆったりと並んでいます。デザインは、テルヒロ ヤナギハラ スタジオが手掛けているそう。広々とした試着室も特徴的です。 私が立ち寄った際には坂本龍一さんの曲が流れており、深い森の中のオアシスのような空気感。心まで洗われるような気持ちでした。
何着でも欲しくなる。モードラバーの新・定番服
そんな新店舗で私が手に入れたのが、スカートとノースリーブのトップスです。旗艦店では、ёビオトープが展開するフルラインナップに加え、限定アイテムも販売しています。こちらのセットアップも、その一つ。ホワイトやブラックなどのカラーはこれまでも取り扱いがあったのですが、この湯葉のような色味は新登場。絶妙なカラーリングに心を射抜かれました。
ёビオトープの洋服を見ていると、「なんぼ持っていてもええじゃないか」と、その可愛さと汎用性の高さに頭を悩ませることになります（笑）。毎日身に着ける心地よいインナーウェアを着想源に、その人の魅力を引き立てるようなシンプルなデザインが多いので、どんなファッションにも溶け込みやすいアイテムばかりなのです。サイクルパンツや薄手のカットソーなど、レイヤードスタイルに使える商品も豊富です。
モード好きをうならせる魅力は、細部にアリ！
そして、着用してみて実感しました。多くのファッション好きを魅了する実力は、細部に有り！ ёビオトープの洋服を買うのはこれが初めてだった私ですが、スカートを履いて驚いたんです。独特のしわが天然のリネン素材のようにも思えたのですが、伸縮性がすごい！！！ 動作を邪魔しない伸びやかな履き心地で、スクワットでもなんでもできそうな勢い。後ろには深めのスリットも入っており、品のある佇まいからは想像もできないほど機能的なんです。 そして、言わずもがな素材選びにセンスが光っています。大地が生んだ石の表面を連想するような独特のしわ加工が、見れば見るほど素敵です。
ニューヨーク、ロンドン、ミラノと続き、現在パリで開催中のファッションウィークですが、シアーな素材を重ねたようなスタイルもたくさん出ていましたね。淡い色彩に赤を効かせたジバンシーのルックに心奪われた私ですが、早速、このセットアップでチャレンジしてみようと思っています。ミニマルでクリーンなムードは今の気分にもぴったり。気になった方は、是非新店舗に立ち寄ってみてください。
周囲の人の着こなしが気になって仕方ない私服ウォッチャー。
街でも目を光らせています。ミニマルで、少しひねりのある服が好きです。
