服を見て泣けた瞬間が人生で何度かあるのですが、そのひとつが、ピリングスのショーを見たときでした。2023年秋冬の東京コレクションです。
服の力に圧倒されたり、美しさに自然と涙がこぼれてしまうのとは少し異なり、理由は“服があまりにも優しかったから”。ファッションにその人の個性が浮き出るように、服にはデザイナーの人柄がにじみ出てくるのではないかと思っています。
エディターSASAYAMA
周囲の人の着こなしが気になって仕方ない私服ウォッチャー。
街でも目を光らせています。ミニマルで、少しひねりのある服が好きです。




