“投資”すべきは、ロエベのレザー。数年前に買ったスウェードの“Oro”は、いい黄金色に育ちました。使い込むほど革が美しくなり、長く持てるんです。
という言い訳のもと、思い切ってゲットしたのがこちら。公式で「バターのように滑らかな」と謳ったナパラムレザーを使用しているだけあって、至福の手触りを日常的に味わっています。
革のハナシから入りましたが、デザインのちからを感じましたね~! 小籠包のような“ふくろ感”がたまらなく可愛い。バルーン状のフォルムが、全身をオシャレに見せる。
刮目すべきは、ストラップにあしらわれたレザーのハンドル。弾力のある触り心地で、肩にかけた時チェーンが食い込まないクッション的な役割を果たすのですが、それだけじゃない。「スクイーズバッグ」という名称に、「ニギニギして癒されてください」という遊び心も感じる。私、実は握力が弱いんです。瓶のフタが開けられなくて地味に困る。このハンドルをギュムギュムすれば、鍛えられるかもしれない(笑)。
意外と威力を発揮するのがドーナツチェーン。アナグラムが刻まれたコロンと丸いチャームが存在感抜群。キラピカな輝きで、ジュエリーがわりになります。なんか今日地味? という日も華やかにアゲてくれる。
包容力もあります。久々に、サブバッグいらずなサイズ感。中はシンプルで、カードケースや携帯などを入れるのに最適なジッパーつきの内蔵ポケット(自分調べ:約横16×縦10センチ)が一つ。あとはドラえもんのポケットよろしく、何でもざくざく放り込んでいます(気になる人はポーチでセグメントしてください)。タブレット端末もすっぽりではないですが、収納できるのが嬉しい。私は大雑把な人間なので、細々と仕切られているより、ぽいぽい荷物を投げ込めるくらいの気軽さが好み。
ルックスや収納力はもちろん、ジュエリーやハンドグリップという思わぬ機能まで(!?)搭載したバッグ。僭越ながら、ワタクシから本年度の「ベスト・デザイン・バッグ賞」を授与します!
ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。