マイ・ファースト・エルメスはシルバーのリング

ついに出合えた《エシャペ》

エルメス 《エシャペ》のシルバーリング
リング¥69,300

私ごとですが、少し前に誕生日を迎えました。今年は清水の舞台から飛び降りる大物買いをすでにしていたので、自分へのバースデープレゼントは無し……にしようかと思ったのですが、年に1度、大手を振ってショッピングできるこの機会を逃す手はない!と考え直しました(自分で稼いだお金なんだからいつでも自由に使えばいいと思いつつ、購入の理由が欲しくなってしまう小市民です)。

何が欲しいか考えてみたら、やっぱり思い浮かぶのはエルメスのシルバー。おしゃれな大人がみんな持っているアレです。ただ、以前も購入したくてお店に行ってみたものの、世界情勢の影響で、最近シルバーアイテムはかなり入荷数が少ないとのこと。その上自分好みのデザインに出合うのは至難の業! 購入には運も必要、と思い知り退散した過去があるのです。でもものは試しだと今一度お店に伺ってみたら、なんと出合えました! 《エシャペ》のシルバーリングに!

エルメス 《エシャペ》のシルバーリング

ジュエリー部門のクリエイティブ・ディレクター、ピエール・アルディらしいオブジェのような立体感のあるデザインに惚れ惚れ。それでいて人間工学的な側面を取り入れながら、心地よい着け心地も叶えてくれています。

そしてこの《エシャペ》は、アイコニックな《シェーヌ・ダンクル》の系譜を受け継ぐモチーフ。エルメスを象徴するディテールのひとつ、トグルクラスプが再解釈されているのです。脈々と続くメゾンの歴史の一端を身につけているようで、思わず背筋が伸びます。

毎日使うことが美しさを保つ秘訣

エルメス 《エシャペ》のシルバーリング

そしてスタッフの方によると、エルメスのシルバーは日々身につけていると自然と磨かれるとのこと(!)。加えて、付属のクロスでお手入れすれば、美しい状態で長く楽しめるそうです。「なので、毎日着けてあげてくださいね」と言われ、任せてください、という気持ちで帰ってまいりました。いいものこそちゃんと毎日使って、ともに人生を歩んでいく。そんなこれからの日々含めて、なんとも贅沢で幸せなお買い物でした。(2023年のショッピング予算は本当に底をついたので、残りの2ヶ月は大人しく過ごします……)。

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エディターUENO

好きな服はワイドパンツとタイトスカート。インドア派なのに趣味は海外旅行。タイ料理とお寿司に目がありません。なぜか両極端なものに惹かれる毎日です。

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