海の水をすくって流し込んだよう クリアな水色が海とリンク 留学中、ロンドンのドーバーストリートマーケットには月に1回訪れて欠かさずトレンドリサーチをするようにしていたのですが、ある日地下1階のフロアで目に入った途端恋に落ちたアイテムがあります。LAのブランド、BRAIN DEAD(ブレインデッド)のサングラスです。滞在していたイギリスのブライトンはロンドンから電車で1時間半くらい南下した海辺の街でして、私が住んでいたフラットから歩いて10分のところにビーチがありました。昨年の夏の間は勉強の合間に休憩がてらよく泳ぎに行ったものです。買ったばかりのサングラスをかけてビーチへ散歩したとき、ふと海とサングラスの色が同じだ……!と気づいて思わずこの写真を撮りました。 レンズはなじみのよいグレー BRAIN DEADのライトブルーサングラス クリアフレームのアイウェアは多々あるものの、こんなに透き通ったライトブルーはなかなか見たことがなく、レンズも淡いグレーで肌なじみがよいんです。主張が強すぎずスタイリッシュな仕上がりに。実際かけてみるとレンズがわりと大きめなので、小顔効果も抜群。こういったタイプのサングラスはわりとおもちゃのような作りのものも多いのですが、これはテンプルもしっかりしていて安定感があります。 思い出をグラスにとじこめて 気持ちよさそうに日光浴するBRAIN DEADのサングラス ブライトンは小さな街ですが、夏は海水浴をしにイギリス国内外から観光客が押し寄せます。しかしツーリストや学生でぎゅうぎゅうに混雑した浜辺から30分ほど西へ歩くと、あまり人通りのない奥まったシークレットビーチにたどり着くんです。1日の終わりにそこに座りながら揺れ動く海の水面を眺め波の音を聞き、ぼーっとするのが好きでした。それはなんてぜいたくな時間だったのだろうと、忙しない生活に再び足を浸し始めて1週間、しみじみと痛感します。ブライトンの浜辺は砂ではなく小石のビーチなので、長時間座っていると大小さまざまな石がおしりに当たってちょっと痛いんです。でもその感触さえも、このサングラスをかけるとよみがえってくるようで嬉しいんです。 昼下がりのごきげんワードローブ 目を守りつつ、個性を際立たせる【オリバーピープルズ×ケイト】のサングラス vol.626 - 昼下がりのごきげんワードローブ - ファッション | SPUR スモールグッドシングス 小顔になれるサングラス - スモールグッドシングス - ファッション | SPUR エディターITAGAKI ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。 記事一覧を見る