架空のブッククラブ「Nine Storeis(ナイン ストーリーズ)」 読書会、という響きにどうしても胸が高まってしまうのは私だけでしょうか。お互いが好きな本を持ち寄って、カフェでお茶を飲みながら語り合ったり、おすすめの本を貸しあったり……。理想を語るならば、フレンチな面影を宿す古い喫茶店で、たとえばコレットの小説を読んでみたり、ブリティッシュな紅茶専門店で、ミステリを読んでみたり。友達の家で、『“少女神”第9号』みたいなガーリーカルチャー溢れる小説も読んでみたい! 同じ感性を持つ友人同士だからわかる感動を、ひそやかに共有するような、秘密めいた空気感にも憧れます。 そんな私の心を最高にときめかせてくれる、「ブッククラブ」のポップアップストアに行ってきました! 代官山蔦屋書店で実施中 それが、「Nine Stoires(ナイン ストーリーズ)」主催のポップアップストア「UNIVERSITY BOOK CLUB」。“架空の大学の読書クラブ”という設定で、セレクトされた本や、ブックトートなどのアイテムが並びます。ちょうど5月12日までポップアップストアをやっているというので行ってみました! 購入したのは、この本 『ピクニック・アット・ハンギングロック』ジョーン・リンジー著(創元推理文庫¥1100) とにかく、乙女心をくすぐられる選書のセンス……。大島弓子の「ロストハウス」があったり、ダロウェイ夫人があったり、個人的な好みにドンズバだったのでした。購入したのは、『ピクニック・アット・ハンギングロック』。ある晴れたバレンタインの日、ピクニックの最中に忽然と姿を消した4人の少女たちのミステリー、しかも帯には山崎まどかさんの推薦文。俄然読んでみたい! と思い、手に入れました。この小説を元にした映画が5月3日公開されるようで、パンフレットもあわせてゲット。 レタリング入りのグッズも 缶バッジ(¥880) 本の他にも、トートバッグやTシャツ、ブックポーチやブックマークなど、かわいいグッズがたくさん揃います。私は絶対にブックマークを手に入れたかったのですが、早くも完売……(涙)。「SERIOUS READER」のレター入りの缶バッジを購入しました。早速、いつも使っているブックカバーにつけてみると、茶目っ気ある表情に。ブックトートにつけてみるのも良いですね! 可愛いグッズと新しい本と共に、GWは読書を楽しみたいと思います。 エディターMICHISHITA シンプルだけれど一癖ある服を求めて三千里。日々、モードを追いかけています。淡水パールと洋梨が好き。 記事一覧を見る