レモンケーキと聞くと胸が高鳴るのは私だけでしょうか。甘いだけではない酸味のアクセント、しゃりっとした食感のシュガーグレーズ、ころんと丸いフォルム。一口食べるだけで幸せな気分を運んでくれる、子どもの頃から好きなお菓子の一つです。
というわけで、日々レモンケーキと名のつくものに目を光らせているのですが、ずっと気になっていたのが、「sarkara」というスイーツブランド。超有名店「モンサンクレール」でスーシェフを務めた大井博司さんが手がけているのですが、レモンケーキが人気を集めているとのことで、「いつかは食べてみたい......！ 」と思っていました。
こちらのお店は催事での販売がメイン。オンラインショップもあるのですが、人気がゆえにすぐに売り切れになってしまいます。涙を飲みつつ、出店情報や入荷のお知らせをチェックしていたところ、スイーツフェスに出店するとの告知を発見！ 見逃すわけにはいかないと思い、買いに行ってきました。
sarkaraの人気スイーツのひとつ、レモンケーキ
会場に着くとさすが有名店の盛況ぶりで、ブースには行列が。10分程度並びましたが、無事にゲットできました。「今すぐに食べたい！」とはやる気持ちをなんとか抑えながら帰宅し、念願のご対面。サイズはゴルフボールよりも一回り大きいくらいで、薄紙に包まれ、ちょこんと箱に収まっている姿とがなんともキュート……！ 食べる前から期待感が高まります。
じゅわっと感がたまらない！
一口食べてみると、衝撃のジューシーさ！ しっとりという言葉では足りないほどの水分量に驚きました。それでいて、ホロホロとほどけるような焼き菓子ならではの食感も。軽やかながら、みずみずしいレモンの風味が口いっぱいに広がります。
その口当たりの秘密は計算し尽くされた製法にありました。焼き上がったケーキはシロップに丸ごと漬け込むことで、じゅわっと感を実現。軽やかな口どけに仕上げつつ、形が崩れないようにココナッツやアーモンドを生地の原料に配合しているそうです。シロップにはレモンのみならず、エルダーフラワーやベルガモットのエキスも使用。甘酸っぱさの中に華やかさもあり、うっとりしてしまうような味わいを楽しめます。
近日中に待望の実店舗がオープン
今回のイベントでは、レモンケーキだけではなく数多くの焼き菓子も勢揃い。魅惑的なラインナップに「端から端まで全部ください！ 」 と言いたい思いに駆られながらも、迷いに迷って数点をセレクトしました。
オンラインショップでの販売は現在停止中......。なのですが、待望の実店舗が近日中に三軒茶屋でオープンするとのこと！ 購入したお菓子を大切に食べながら、フレッシュでみずみずしいレモンケーキとの再会を待ちわびたいと思います。
首元にひと癖ある服に惹かれがちなモード1年生。 韓国カルチャーからぬいぐるみ、グルメまでミーハー心の赴くままにウォッチングする日々を送っています。
