ノルウェーからジュエリーを発信! Rose Ring $420 とても素敵なジュエリーブランドに出合いました。ノルウェーはオスロをベースに二人の女性(サラとカミラ)がデザインを手がけるブランド、JOSEPHINE STUDIO。ブランド名の由来は、反抗的で繊細で、妥協のない生き方をしたジョセフィーヌ(ナポレオンの妻)より。彼女たちが作るジュエリーにもその哲学が感じ取れます。こちらの指輪はバラの棘やステムに着想を得たファーストコレクションから、その名も「ROSE RING」。流れるように交わる曲線がなんともユニークで、それでいてタイムレスな佇まい。ひと目見た瞬間、「あ、これは日本でも大ヒットする」と確信しました。 リサイクルシルバーとゴールドを利用 ローズコレクションとソーンコレクション こちらはローズ、ソーンコレクションのバリエーション。中央のリングは、18Kゴールドをベースに、パヴェダイヤモンドを埋め込んだラグジュアリーなデザインです。手前左の2連でつけるジュエリーも、指を綺麗に見せてくれるエレガントなルックス。実はシルバーとゴールドに関してはすべてリサイクルマテリアルを使用しているそうですが、「ノルウェーでは当たり前すぎて、あえて言うほどでもないんです」(カミラ)。サステナビリティへの意識の高さに驚きます。 ラグジュアリーながら、どこか静けさが漂うデザイン マラカイトやラピスラズリを配したコレクション ラピスラズリやマラカイトといった石を採用したコレクションも。どれもラグジュアリーな雰囲気をたたえながら、コンテンポラリーさも持ち合わせています。「ノルウェーと日本では、シンプリシティを愛するという点で共通する美学があると思います」(サラ)。どんなに色石やダイヤモンドを大胆に配していても、派手になりすぎずどこか物静かさを漂わせているのです。 素敵な二人のデザイナー デザイナーのサラ(左)とカミラ(右) こちらがデザイナーの二人、サラ(左)とカミラ。基本的にはすべて二人でデザインからリテール、PRまで行っているそうですが、サラが主にクリエイティブまわりを担い、カミラがビジネスサイドを担当しています。車で20分ほどで行き来できる場所にそれぞれ住み、「どちらかの家でミーティングや作業をしています」(サラ)。もともと同僚だった二人、仲の良さが伝わってきます。ブランドのジュエリーはタイでRJC(Responsible Jewelry Council)の承認を受けた家族経営のファクトリーで製造されています。この認証を持つためには、工場は人権、労働条件、環境保護、そしてサプライチェーンにおける倫理に関して一点の基準と要件を満たす必要があります。「前職からお付き合いのあるファクトリーで、最も高品質で信頼できるものづくりをしていると思うのです」と二人は語ります。 冒険は始まったばかり サラがディレクションを手がけたヴィジュアル サラは大学でインダストリアルデザインを勉強していて、デザインや写真などたいていのことは自分でこなしてしまうそう。こちらの素敵なヴィジュアルも、彼女が撮影とディレクションを行いました。「二人でビーチに散歩に行って貝殻を拾って、それをそのままプロップ代わりにジュエリーを撮影したこともあります」(サラ)。この小さなスケールによるものづくりがブランドの美学とクオリティを保つ秘密なのかもしれません。しかし二人のアドベンチャーはまだ始まったばかり。カミラは「ノルウェーは人口が550万人ほどしかなく、ジュエリーのマーケットもとても小さいけれど、そのぶん密なつながりができ、カスタマーとの信頼関係も築きやすい。これからはヨーロッパや、日本のお客様にも私たちのジュエリーを手にとってもらいたいです」と語ります。JOSEPHINE STUDIOのジュエリーはオンラインで購入できるのでぜひチェックしてみてください。おそらく来年からは日本にも上陸し、街で多々見かけるようになるでしょう。 寝ても覚めてもきらめきたいの 身につける小さな彫刻【シャルロット シェネ】#108 - 寝ても覚めてもきらめきたいの - ジュエリー&ウォッチ | SPUR ジュエリー&ウォッチトピックス 【11月の誕生石|トパーズ】魅惑のカラーストーンジュエリーで、人生に彩りを! - ジュエリー&ウォッチトピックス | SPUR