【シャネル】ココ クラッシュの指輪を1年間つけて分かったこと

新年あけましておめでとうございます。
本年もSPURエディターが見つけたいいものを日々ご紹介していきたいと思いますので、お付き合いいただけましたら嬉しいです。

ココ クラッシュの指輪を肌身離さずつけている

シャネルのココ クラッシュの指輪の写真
ココ クラッシュ コレクション リング ミニサイズ<YG> ¥261,800

さて、この年末年始、昨年1年間を振り返ってみたのですが、分かったことがあります。それは、愛用している指輪の力です。仕事のステージが変わって悩んでいた2023年末、自分を鼓舞するためにシャネルのアイコン、ココ クラッシュのミニサイズのリングを手に入れました。左手のピンキーリングとして、肌身離さず、それこそ温泉に入る時もつけたまま(購入時、お店の方には温泉では外してくださいとアドバイスを受けましたが……硫黄に負けずゴールドは美しいままです。さすがシャネル‼︎)。

なぜシャネルのココ クラッシュかと言われたら、仕事で出会った素敵な先輩女性がラージサイズのリングをつけていてその姿がとっても格好良かったから。マネージャー職に不慣れすぎてどう振る舞っていいかわからない自分でしたが、恐れ多い役職の方がとってもカジュアルにおおらかに、愛らしい笑顔でいろんな方とコミュニケーションをされている様に憧れました。相手を威圧せず、むしろもっとお話ししたいと思わせるって素晴らしいボスではないでしょうか。いつか私もラージサイズのココ クラッシュが似合う貫禄を身につけたいものですが、少しでも近づきたくてまずはミニサイズを選びました。

愛用者だからこそわかる魅力

シャネルのココ クラッシュリングの写真

ココ クラッシュは2015年に登場した比較的新しいアイコンジュエリー。“ココに夢中“という意味のシリーズは、ガブリエル・シャネルを魅了したキルティングモチーフをジュエリーで表現したものです。xxのデザインが「キスキス」というメッセージのようにも見えて可愛いですよね。私が特に気に入っているのは、スカラップ風の輪郭なんです。この輪郭はつけていると一層わかるディテールで、見るたびに気持ちを穏やかにしてくれます。

1年間身につけて分かったこと

シャネルのココ クラッシュのリングをつけた手元の写真
薬指にはエルメスのシェーヌ・ダンクルのシルバーリングをつけていますので、3つのゴールドを試して、一番しっくりきたイエローゴールドを選びました。

2024年は春夏秋冬、過ごしてきました。その間、仕事でもプライベートでもさまざまな喜怒哀楽のシーンがありました。例えば息子が長年頑張ってきたサッカーを辞めると決めた時、大好きなデザイナーが退任すると知った時、後輩を指導しなければならない時、自分の心がザワザワする場面でふと左手の小指を見るとひと呼吸置くことができました。それに、この指輪をつけてからというもの、提案していた企画が通ったり、カバーを飾ってほしい方に登場いただけたり、数々の夢のような特集が実現しました。挫けそうになりながら、半年かけて自動車免許が取れたのもこのリングのおかげのような気がしています。

たかが指輪、とは思えません。シャネルのココ クラッシュは違います。確実に背中を押し、自信を与えてくれ、心を穏やかに導いてくれる。カジュアルなスウェットやブルゾンを着ていても、年相応のちゃんとしている感を保てるところも心強い。

2025年もこのリングとともに駆け抜けたいと思います。

エディターKINUGASAプロフィール画像
エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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