先月、遅めの冬休みをもらってコペンハーゲン旅行に。穏やかで、美しい街に癒された4泊6日でした。「ゆっくりのんびりしよう」と出かけたものの、ついつい買い物熱も上がり、財布の紐がゆるーくなった私が購入したものをご紹介いたします。散財したため、少し長めですがどうぞお付き合いください。
CARO EDITIONSのカットソーとキャミソール
まず出かけたのがCARO EDITIONS。「コペンハーゲンに出かけるならここに行ってみて」と先輩に教えてもらったのがこのショップ。デンマーク出身のモデルのキャロライン・ビレ・ブラーエが手掛けるショップで、ヴィンテージをリメイクしたオリジナルアイテムを中心に展開しています。こちらが同じくコペンハーゲンにあるNørgaard paa Strøgetとコラボレーションしたのが、小さなリボンがついたカットソー。先輩に頼まれた分を買うために訪れたのですが、実際に目にしてみるとそのロマンティックなルックスがあまりに可愛く自分の分も購入することに。加えてバラが付いたキャミソールにも惹かれて、思わず2点買い。ビジュアルはもちろんですが肌触りも最高で、とても気に入っています。
Veirhanenで購入した北欧ヴィンテージ食器
続いてデンマークはもちろん、周辺諸国のブランドも含めたヴィンテージ食器を扱うショップへ。こちらのお店がある通りはコペンハーゲンの“アンティーク街”を呼ばれいくつかのショップが連なっているのですが、「プライスの記載があって、良心的!」と現地在住の友人が薦めてくれたのがこちら。地下に至るまで所狭しと食器が並ぶ店内を巡るのは宝探しの気分。(食器を落とさないか少し緊張もしますが……)悩みに悩んで、デンマークのTHULEのDesireeシリーズのお皿と、フィンランドのARABIAのRuskaシリーズのカップ&ソーサー、ノーブランドのお皿を購入しました。ご存知の通りヨーロッパ内でもデンマークは物価も高く、現在は円安。でもヴィンテージ食器に関しては本場のため日本よりもかなりお得なプライスでゲットできます。
AUREN'S DELIで購入したトートバッグ
ローカルの友人にも、コペンハーゲン好きの友人に薦められたのがAURENS’S DELI。レストランのほかグロサリーストアも併設している人気のお店です。朝食を食べに出かけて(何を食べても美味しく、ワインも充実しているので夜もおすすめです!)、一緒にゲットしたのがオリジナルのトートバッグ。旅先でローカルスポットのトートバッグを購入するのが楽しみの方、多いのでは? 私もその一人で、友人に聞いて教えてもらったのがこちら。1泊2日の旅の荷物もラクラク入るビッグサイズ、モダンな絵柄、素朴な素材……かなり理想的で友人へのお土産とあわせて自分の分も購入しました。
オードロップゴー美術館のフィンユールのポスター
デンマークを代表するデザイナー、フィン・ユール。コペンハーゲンの中心地から少し離れた場所にあるオードロップゴー美術館の一部として公開されている彼の自邸には、世界中からファンが訪れます。庭と森から差し込む空間に並んだ名作家具の数々。細部に至るまで計算され、小さなアート作品に至るまで選び抜かれているのに、緊張感がなく深呼吸したくなるような心地よさがある。改めて偉大なるデザイナーの美学に感嘆し、ポスターを持ち帰りました。
ばらまき土産用のお菓子はスーパーや市場で!
忘れてはいけない気軽に渡すことのできるお土産類。軽くて、美味しくて、コペンハーゲンならではのもの……と探したもののなかなか見つからない! 旅中探してたどり着いたのがデンマークブランドのフィドルのナッツとマロウズのマシュマロでした。フィドルは環境にも配慮された生産背景を持つブランドで、大手スーパーのFøtexで見つけたのが“Hygge mix”なるフレーバー。ヒュッゲとは「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のことを指すデンマーク語で、現地の人たちはこのカルチャーをとても大切にしています。しかしヒュッゲ味とは? 下に書かれたSalt,Sweet,Spicyとは結局どんな味? と気になるポイントが多い逸品。話のネタにもなるからと迷わず大量買い。さらに市場で見つけたのがオーガーニックマシュマロを販売するマロウズ。味見をしたところ日本の柔らかなマシュマロと違ってクリスピーな食感が美味しく、こちらもお土産に決めました。
思い立って出かけたコペンハーゲンは期待以上に心地いい国で、暖かな季節に再訪しようと心に決めています。もしこれから出かける方はぜひこの記事を参考にショッピングも楽しんでください。

ワードローブの中心はデニムとメンズのシャツ。『スターウォーズ』シリーズに出てくるイウォークに似た犬と暮らしています。