【バーバリー】から、お茶のフレグランスができました

とびきりのお茶の香りを、バーバリーで見つけました

全国の“お茶フレグランス”ファンの皆さん、朗報です。バーバリーから、2月末にローンチされた香水の「シグネチャーコレクション」。その中の、お茶の香りが素晴らしいので、声を大にして伝えたい！　

その名も、「ハイティー」。英国ブランドのバーバリーならでは、正統派な紅茶の香りです。でも、通りいっぺんのお茶フレグランスとは一味違う。言うなれば、「茶葉から違う」という感じ。本当に上質なお茶を飲んだ時の、心まで幸福に満たされるような充実感のある香り立ちなのです。

ブラックティー×マテ茶という意外な組み合わせ

ブラックティーをベースに、トップに香るのは軽やかなベルガモット。カモミールやラベンダーなどのハーブがやさしく包み込み、のどかな田園風景が広がるよう。とにかく柔らかく、品のある香り立ちで、例えるならばマリアージュフレールの茶葉といった感じでしょうか。上質な香りに満たされている時の、なんとも言えない贅沢さを味わえます。
そしてそこに、マテ茶がスモーキーな趣を加える、というのが面白いところ。エレガントな紅茶の印象にとどまらず、一気にワイルドな表情に。一癖あるアクセントが効いていて、他のティーフレグランスにはない個性を醸し出している。唯一無二の香調に、思わず「これは良い！」と誰かに伝えずにはいられなくなりました。

まさに、バーバリーを代表するトレンチコートのように、毎日になじんでくれるパフューム。どんなスタイリングや、どんな気分の日にも心地よくマッチし、一気に洗練された表情に見せてくれる。この香りを嗅いでパッと頭に浮かんだのは、キャサリン・ヘプバーンの姿でした。トレンチコートを颯爽と羽織り、その下にはオーバーサイズのシャツにチノパンを合わせたマニッシュな装い。気品がありながら、気負いすぎずない、そんなハンサムウーマンの姿が浮かびました。香りからだけでも、そんな雰囲気をまとえるといいのですが……。