甘酸っぱいお別れは【レゾンデートル】のレモンケーキと

すごく可愛いパッケージ

レゾンデートル目黒店
レモンケーキ1箱6個入り¥1600

別れはいつも悲しいもの。同い年ということで意気投合した会社の友人が転職してしまうということで……お別れディナーの際に素敵なレモンケーキをいただきました。

レゾンデートルは、兵庫県姫路市で2020年にレモンケーキ専門店として生まれ、今では全国で15店舗で展開しています。


こちらのゆる可愛いイラストは、オーナーのHitomiさんが以前経営していたカフェバーの猫をモチーフに描かれているそう。

酸味と甘みの大合唱

Raison d'être レゾンデートル
まるでレモンそのものかのようなルックスがキュート

見てください。この、まるでジュエリーのような、輝くばかりのレモンケーキ! 友人から昨晩「冷蔵庫で冷やして食べてね」と言われていたので、冷蔵庫にそっとしまい、今朝コーヒーと一緒にいただくのをそれはそれは楽しみにして眠りについたんです。

国産レモンの果肉や果汁はもちろん、皮まで丸ごと用いて作ったレモンコンフィチュールを、小麦粉は可能な限りまで減らし、卵とバターをたっぷり使った生地に練りこみ焼き上げているそう。

かじりついたときの砂糖のシャクッとした触感を楽しんだ後は、レモンの香りが口いっぱいにふわーっと広がり、さわやかな酸味と甘みが合唱を始めます。思わずひとりごちました、「レモン……」。このずっしりもっちりとした触感。満足感が半端ないのですが、あまりのおいしさに4個一気に食べてしまった自分に、少々引きました。

お別れはレモンの味

レゾンデートル レモンケーキ
一つ一つが小さめなので、あっという間に食べられちゃうんです

調べると、日を増すごとに熟成し、まるでチーズケーキのような味わいに変化するんだとか。スライスして食べればワインのつまみにもなるということで、今日の晩餐が楽しみでたまりません。

この甘酸っぱい味が、一緒に働けなくなる寂しさにそっと寄り添います。と同時に、新たな職場での彼女の活躍がとても楽しみ。

酸っぱいけれど、甘さもあって、ほんのり苦味もある。旅立ちをやさしく飾るレモンケーキでした。

東京にお住まいの方は、目黒店へぜひ。

 

エディターITAGAKIプロフィール画像
エディターITAGAKI

ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。

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