2025.12.28

【ぷらっとこだま】に乗って静岡の海鮮と焼肉を堪能。日帰りSGT(スモールグッドトリップ)

振り返れば2025年も富山、山形、、宮崎、八戸、高知、甲府、仙台、広島といろんなところに行きましたが、一年の締めくくりとして、日帰りで静岡に行ってきました。東京から御殿場や伊豆に行く人は多いと思いますが、今回のデスティネーションは、実は渋くていい飲み屋がいっぱいあって、銭湯/サウナのレベルも高いでお馴染みの県庁所在地・静岡市。「商店」と名がつく人気店をハシゴする目的で、おじさん5人による「日帰り忘年旅行」です。

「ぷらっとこだま」で朝から始めます

東海道新幹線「こだま」の画像

こだま715号が品川駅に入線。

往路は品川から東海道新幹線「ぷらっとこだま」で向かいます。もはや旅好きの間ではおなじみの「ぷらっとこだま」は、東京~新大阪間の各駅を「こだま」を使って通常の乗車券より安く移動できるプランのこと。グリーン車も割安で利用できるので、乗らない手はありません。今年一年、頑張ったしね。「こだま」なので品川、新横浜、小田原、熱海…と各駅に停まっていきますが、それでも静岡までは1時間15分ほど。知ってたけど、やっぱ静岡って近いわ。

「肉の万世」ハンバーグサンドの画像。

朝食は「肉の万世」で。カツサンドよりハンバーグサンド派。「ぷらっとこだま」にはワンドリンクチケットがついているので迷わずハイボールをチョイス。

最初の目的地、「大石商店」へ

大石商店の外観の画像

定刻通り静岡駅に到着し、ここでおじさんたち合流。全員同じ電車乗ってたんですけどね。チケットをまとめて取るのが面倒なので現地集合です。

最初に向かったのは、かねてから「行きたい店リスト」に入れていた「大石商店」。静岡駅からバスに揺られること20分、登呂遺跡やサウナ「しきじ」の近くにある街の鮮魚店なんですが、実は店の奥に飲食スペースがあって「中飲み」ができるという、酒好きにとっては天国のようなお店なのです。駿河湾で獲れた新鮮な魚と貝のお刺身盛り合わせから始めて、ながらみ、自家製のまぐろツナ、名物の太刀魚フライなど。酒は静岡の地酒をやりながら、チェイサーで緑茶割りを。11時スタートからの2時間で、かなりいい感じに仕上がりました。

大石商店の店頭の画像

店頭のショーケース。ここで選んだものを中で食べることも可能。

大石商店の刺身盛り合わせの画像

マグロ、赤ムツ、鯛、いろんな貝など。

大石商店のながらみの画像

ながらみの塩茹で。正式名称はダンベイキサゴと言うそう。

大石商店のたちうおのフライの画像

名物のたちうおのフライはアツアツ、ホクホク。女将さんおすすめの「マヨぽん」で食べるのが最高。

緑茶ハイの画像

静岡といえば緑茶ハイ!

大石商店の大石大二郎のポスター

実はここ、80〜90年代のプロ野球・近鉄バファローズで活躍した大石大二郎さんのご実家なのです。昭和のプロ野球大好きなおじさんたちは大盛り上がり。

大石商店の内観の画像

奥の部屋は、完全なる生活スペース。実家やん。

第二の目的地、文田商店へ

文田商店の外観の画像

次におじさん5人が向かったのは、春日町にある焼肉の名店「文田商店」。雨の中、腹ごなしのために30分歩いて辿り着いたそこは、正しい大衆焼肉のお店でした。だだっ広いお座敷に並ぶ卓には、もちろん換気扇などついていません。煙をモクモク浴びながら、ハラミ、ランプ、各種ホルモンを一心不乱に焼きまくり、ビールとマッコリでグイグイ流し込む。全員肉に夢中で会話は全く盛り上がりませんが、それでいいんです。冬季限定のおでんまでは辿り着けなかったものの、しっかり白米は頂いて大満足&満腹でフィニッシュです。

文田商店の牡蠣キムチの画像

冬季限定の牡蠣キムチ。

文田商店のモツ煮込みの画像

モツ煮込み。酔っ払っていたので肉の写真はなし!

本当はこの後に銭湯を挟んでもう一軒、地元の人気居酒屋に行ったのですが、キリがないのと、記憶もやや曖昧なので割愛。帰りはノーマル「こだま」で爆睡しながら帰路につきました。お土産はもちろん、夜のお菓子でおなじみ「うなぎパイ」と「あげ潮」。2026年も、こんな感じで地方をフラフラできればいいなあ。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

あげ潮とうなぎパイの画像

猫も興味津々。

エディターIKEDAプロフィール画像
エディターIKEDA

「12年ぶり2回目」の甲子園…じゃなくてSPUR。休日はできるだけ東京から離れたい。全力でくだらないことを楽しめる、電気グルーヴみたいなおじさんが理想です。