本当に29日からだった?と指折り数えてしまうほど、あっという間だったお正月休み。あれをやろう、これをやろうと思っていたことはほとんどできずに、出社日を迎えてしまったわけですが、いつもより少しゆっくりできた夜の時間に積読をいくつか消化しました。そんな時に頼りにしていたのが、サンタアンドコールの照明、セスティタ・バテリア。スペインはバルセロナで生まれた照明で、セスティタとは「バスケット」という意味だそうです。その名の通り、どこへでもバスケットのように持ち運べるのが特徴です。
光のバスケットを持ち歩いているような気持ちに
なにしろ日頃のデスクワークで体中がちがち。数行読み進めるにも、同じ姿勢ではいられないわけです。ソファで読んではちょっと腰が痛いな……ベッドで読んでは腕が疲れてきたな……テーブルで読んでは肩が凝ってる気がする……と全く集中できない!(先に鍼に行けばよかった)そんな集中力散漫な私にも、気軽についてきてくれるポータビリティに年末年始はずいぶん助けられました。
クラシックな佇まいながら、部屋中に置けるのが便利すぎる
光量は100%、40%、15%と三段階に調節可能。家中をうろうろしながら本を読み、最後にベッドサイドに持って行き、一番柔らかい光で近くに置いて、うとうとしながら寝落ちの寸前に消すようにしていました。
行燈のような、ゆで卵のような、丸っこいフォルムは昼間見ても可愛い
点灯していない時も、すべすべのシェードガラスと婉曲したチェリーウッドの持ち手がオブジェのように見えるところがお気に入り。一つずつ手作りのため個体差があるそうで、ガラスの厚みに偏りがあり少し歪なところも、なんだか可愛らしく感じます。
ちなみに購入したのは2年ほど前。照明としてはなかなか高級なので、「明るくするだけなのに?」と何度も自問自答しましたが、昼も夜も可愛いうえに思っていた以上に便利なので、買ってよかったなと目にするたびに感じています。当時はヤマギワのオンラインショップで買ったのですが、現在は取扱が終了している模様。最近コンランショップで受注の取り扱いがあるのを見つけました。ディスプレイがあったので、実物を確かめてみたい方はぜひ足を運んでみてください。