先日初めてのパリファッションウィークへ取材へ行かせていただきました。(速報記事はこちらです!)渡航前に統括編集長より「ダークカラーのジャケット持ってる?」と質問が。様々な立場の方に会うので、ダークカラーのジャケットが一枚あると中に着ているものが派手でもきちんと見えて何かと重宝するとアドバイスをいただきました。
お恥ずかしながら、会社員生活10年超、ダークカラーのジャケットというものを持ったことがありませんでした。(グレーやベージュは持っているんですが……と言い訳)ジャケットというアイテムは好きですが、素材がリネンだったり、ドロップショルダーだったり、ややカジュアルに見えるものばかり。薄々必要なのでは、と思っていましたが、これは本腰を入れて「ブラックジャケット」を探すときかもしれない……!というわけで、パリへの旅の前にジャケットを探す旅がはじまりました。
条件は3つ。
(1)長く大切に着られるクオリティであって欲しいけれど、これまで買わずにこれたほどブラックジャケットの使用頻度が低い人生なので値段は¥150,000まで
(2)きちんとしたシーンでも使用したいので、素材はウールで、肩が落ちていないもの
(3)Vの開きがシャープすぎない3つボタンでノッチドラペル(これは好みです)。
メゾンからセレクトショップまで色々なショップを回ったのですが、なかなか条件に沿うものが見つけられず。きれいめなものが必要な時に駆け込むAURALEEでも今季のブラックジャケットは売り切れ。少し休憩しようと入った表参道GYREビルで、ふと思い出しました。「これ、ギャルソンじゃない?」
冷たいビールと川遊びを愛する夏原理主義。首の詰まった服をよく着ています。


