初売りで出会った最強のショルダーバッグ H14.5cm×W27cm×D9.5cm 35,200円 清水の舞台から飛び降りるように、気合を入れた一生ものバッグを買いたい……という憧れがあります。その一方で、結局は毎日持ち歩くものだからこそ、通勤時間や、撮影のふとした瞬間、ひどいときは気付かぬうちに傷ついたり汚れたりすることもよくわかっているんです。そんなわけで清水の舞台で二の足を踏み続け、結局はかわいくて使い勝手も良く、数年愛用して使用感が出てきても惜しくない、10万円前後のバッグに落ち着いていました。 私の日常バッグは①黒などの合わせやすい色②金額は10万円前後③肩にかけられて大きすぎないサイズ、という3つのゆるルールで選んでいますが、意外とこれで人と被らない、使い勝手のいい気に入ったものを見つけるのが難しいんです。 そんな中、今年の初売りで出会ったのはまさかの3万円台! 最強バッグは、JUNYA WATANABEにありました。 H14.5cm×W27cm×D9.5cm ガラス加工を施した、なめらかなレザーは牛皮。サイドの金具を取り外せば、ハンドバッグとしても2Wayで使えます。さらには外側に1つ、内側に2つポケットがあり、細々した収納も可能。トレンドの横長のフォルムながら、奥行きがバッチリある……かゆいところ全方位に手が届きすぎじゃありませんか!? ちなみにこのすごすぎる価格設定について、店員さんからは「服は材料費などもあってどうしても値上がりしてしまうんですが、バッグはなるべく当初からの販売価格に抑えられるようにしているんです」と企業努力の裏話も。以前、JUNYA WATANABEの平べったいベーシックなバッグを購入し、ボロボロになるまで使い古していた私は大きく首肯。「でも、昨今の円安でこの先はどうなるかというところなので、値上がりする前にぜひ!」という一言を決め手に、購入に至ったのでした。 収納力は、四次元ポケット並み そしてこのバッグ、金額よりも何よりも、収納力がすごい! 今私が入れている中身は、財布、ポーチ、AirPods、リップ3本、名刺入れ、ハンドクリーム。一通りの必需品を入れているのですが「こんなもんですか? 自分まだまだいけます!」というバッグの声が聞こえてきそうなくらい、容量にはゆとりがあります。 さらに店員さんからパワープッシュされたのは「頑張れば500mlペットボトルが入る!」というポイント。他の中身が濡れそうだし、中身が漏れたら怖いし、あんまり入れる気はないけど……と買った時は思っていました。しかし先日ふと思い立ち、飲み切って空になったマイタンブラーを横たえてみたところすっぽりと収まるではありませんか! いつも帰り道、小さいバッグに片手空っぽタンブラーという、あまり格好のつかないスタイルで帰宅していた私。おいおいJUNYA WATANABEさん、頼もしすぎるぜ……とまたひとつ、このバッグに惚れてしまいました。 UNDER5万円でもこんなに最強なバッグがある時代。まだまだ、清水バッグへの道のりは遠そうです。 スモールグッドシングス 【ルメール】クロワッサンバッグは"ソフト"もおすすめ - スモールグッドシングス - ファッション | SPUR スモールグッドシングス 噂の【TOUT Y EST(トゥティエ)】が、2024年のベストデイリーバッグ - スモールグッドシングス - ファッション | SPUR エディターKAGOHARA メンズ誌から異動してきたのですべてが新鮮な毎日!お笑いとぬいぐるみとドラァグクイーンが好きです。「なにそれ!」とツッコまれそうな服に目がありません。野菜が苦手です。 記事一覧を見る