エスニックな変わりダネ七味唐辛子。【八幡屋礒五郎×白馬飯店】のオリジナル七味

老舗七味唐辛子メーカー発!モダンなスパイス

八幡屋礒五郎 白馬飯店 オリジナル七味
おなじみのパッケージ。よく見るとノーマルな七味唐辛子とはパケの色が違う!!?

ラー油、タバスコ、島唐辛子……。辛いもの好きなので、辛味を足せる薬味やソースは日々の食生活にマストです。特に七味唐辛子は汎用性が高いので、かなりの頻度で食しています。好きなメーカーの1つが、八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)。日本三大七味にも数えられる、創業280年以上の長野県の老舗七味唐辛子メーカーです。長野県に旅行に行くタイミングで自分へのお土産として買って帰って来たり、時々通販で購入して楽しんでいます。少し前に、白馬の「スノーピークランド ステーション白馬」を訪れた際、土産ショップでこちらの七味があるを発見。ストックとして買って帰ったのですが、食べてびっくり。いつもの七味じゃなかったんです。

八幡屋礒五郎 白馬飯店 オリジナル七味
しっかり「白馬飯店」のロゴも入っているのに! 八幡屋礒五郎の白馬飯店コラボレーション オリジナル七味¥880 

よく見ると八幡屋礒五郎のスタンダードな七味唐辛子とは、パッケージの色柄も、容器の素材まで違うのですが、豚汁にかけて食すまでまーったく気づかず。口に入れると馴染みの味とは全く違う風味がして、なんだこりゃ! とびっくり。「は、く、ば、はんてん?」。見慣れぬロゴが容器に書かれており、混乱! すぐに検索すると八幡屋礒五郎と白馬で長年愛されている中華料理店「白馬飯店」(現在は、シェラリゾート白馬施設内にて営業中)との共同開発によって生まれた七味でした。

オリエンタルなツイストが面白い!

八幡屋礒五郎 白馬飯店 オリジナル七味
粉末は明るいオレンジ色。数種のスパイスが織りなす複雑で深みのあるお味は、食す価値あり。

中国料理店とのコラボだけあって、原材料には唐辛子に加えてガーリック、オニオン、生姜、花椒、黒胡椒、コリアンダーにクミンなど。いわゆる七味唐辛子よりもぐっとオリエンタルで複雑な味がします。誤ってかけた豚汁には、ミスマッチでしたが(笑)水餃子のタレにミックスしたり、麻婆豆腐に風味を足したりするとナイス。フォーにかけてもおいしかったです。このオリジナル七味の主戦場は、やはりアジア料理のようです。ノーマル七味唐辛子といい感じに棲み分けができています。

八幡屋礒五郎 白馬飯店 オリジナル七味
お惣菜や冷食にぱらっとかけて味変するのが楽しい。

私はもっぱら唐揚げにかけて食べています。一振りで唐揚げにエスニックな風が吹く!? といった感じで、冷凍食品の唐揚げだったとしても、味に深みが増し、高級感が足される、気がします。

さて、八幡屋磯五郎の公式HPを眺めていると白馬飯店以外にも多数の飲食店と共同開発をしているようです。これらは、八幡屋磯五郎の一部店舗と各飲食店の店舗などで購入できるようです。パッケージもそれぞれ個性豊かで、味とりどりの小瓶がキッチンにずらーっと並んでいたら、それはそれは楽しそう。”MY七味ビュッフェ”を作ってみたい! 全くコレクター気質ではないのですが、七味コレクションはありかも、と思った次第です。

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エディターAOYAMA

20代向け女性誌からSPURへ来て、モード修行中。服は、シックな色であればあるほど落ち着きます。ホテルステイ&愛犬との時間が最高の癒し。

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