髪が伸びてくると、ついひとつ結びの簡易的なお団子ヘアで過ごしがちなタイプです。ただ、ややもすれば“ただラフすぎる人”に(そろそろ美容院に行かねば、と1ヶ月以上思い続けています)。とはいえ朝はゆっくりセットの時間も取れないし、なんとなくお茶を濁す日々。そんなあるとき何気なくInstagramを眺めていて流れてきた広告に目が留まりました。韓国のブランド、narkaのハイプフィット ヘアケア マスカラ。こちら、後毛や産毛などをスタイリングできるプロダクトです。私にとっての毛流れ的アイコンといえばFKA Twigs……なのですが、セレブリティの“ベイビーヘア”や、近年もK-POPで“トゥイーティーバング”が隆盛するなど、毛束のスタイリングは時代を反映しますよね。以前より各ブランドから出ている前髪フィクサー的なプロダクトが気になっていたこともあって、私もマンネリ化なまとめ髪の救世主となるのでは! と流れるようにQoo10でポチり検証してみることにしました。
二刀流のマスカラです!
後日、届いたアイテムをウキウキと開封し早速試してみました。溶液に浸した、形状の異なるブラシが両サイドに備えられたデュアルタイプ。まずはスクリュー型の「パーフェクトフィクシング」。私はピンと屹立するアホ毛の癖が強いのですが、まとめた髪の頭頂部から撫でつけてみると、すっと落ち着いて感動。そして逆サイドには、コーム型の「スタイリングエッジ」。結んだ仕上げにちょっとだけ引き出した後毛・横毛にすっと櫛を通すような使い方。意図せずこぼれ落ちた髪の毛も、これでシュッシュと(Kビジュアルではおなじみの)束感を作ってあげると、一気にサマになります。
産毛が変わればこんなに変わる
また「スタイリングエッジ」では産毛も自由自在。生え際で藻のように漂う短い毛を、地肌に沿わせるように「スタイリングエッジ」のブラシで整えると、なんだか「ちゃんとスタイリングしました」感が。超がつくほど不器用な私ですが、細かい毛流れもキャッチしやすくて安心します。ハードワックスのように固まりすぎず、ほどよくナチュラルさが残るのも嬉しい。プロのヘアスタイリストが歯ブラシを使う場面も見たことがありますが、そうして宙で迷子になっていた産毛たちを着地させニュアンスを加えると、些細なことですが新鮮。
夕方のレスキュー部隊としても
上述のアホ毛について、朝は平気でも夕方になると飛び出てくる憎いヤツもいますよね。鏡でさっとお直しするシーンにも、narkaのマスカラが活躍しました。もしもより強くフィックスさせたい時は、マスカラの上からワックスやジェルを重ねてもありなのかな? と思います。時間が経つとやや浮いてくるかもしれません。時間経過によるお疲れヘアにツヤ感もプラスできるのも何気なく嬉しいポイントです。次にパーティーに出かける機会などがあれば、もう少し凝ったアレンジにも挑戦してみたい。うまく広告ターゲティングされてしまった……という話かもしれませんが(笑)、たまに気になっていたアイテムに挑戦してみるのもいいな、と思った話でした。