2023年、私を支えたジュエリーは【ティファニー】の名品でした

そろそろ年の瀬ですね。本当に「あっ」という間に時が過ぎていきます。今年の買い物を振り返ってみて、改めて満足度の高かった一品があります。それがティファニー ハードウェアのブレスレット。編集部の会議でも、欲しいジュエリーといえば?という議題に名前が挙がることの多いコレクションです。パンク、エレガンス、モードという三つ巴が揃ったこのデザイン、ファンが根強いことも頷けます。かくいう私もそのひとり。購入してからもう半年以上が経ったものの「やっぱり買ってよかった!」と思うのが、このブレスレットです。

厚い支持が頷ける、タフでモードな存在感

ティファニー ハードウェアのブレスレット
ティファニー ハードウェア ラージ リンク ブレスレットは11月21日段階で¥346,500です。素材はスターリングシルバー

大きな買い物をするときは、それなりの覚悟が伴うもの。欲しいな~と1年以上も思い続けていて、ショップを通りがかるたびにウィンドウを横目に眺めていました。ただ、買うきっかけを掴めないままあっという間に時は経ち……。とある日に、伊勢丹新宿店をなんの気なしにパトロールしていたときのこと。ショーケースに鎮座している、このハードウェアのブレスレットが目に留まりました。ふらっと吸い寄せられるように近寄り凝視していると「ぜひ、試着だけでも」という声がけが。お言葉に甘えてまとってみると、これがやはり素敵。

ボールドな存在感がたまらない!

ティファニー ハードウェアのブレスレット
“華麗に立ち向かうニューヨークの女性のスピリットを体現した”デザインに、タフネスを感じます

しっとりとした重みと鈍い輝き。ラージサイズの立体的なリンクチェーンのおかげもあって、カジュアルな装いでも「ジュエリーが強いので、あえてこのバランスなんですよ」という演出に見えるほど。ただ、価格的にも即決が難しい。一度売り場を離れて、館内を徘徊したりしながらしばし逡巡するタイムに突入しました(笑)。けれど、やはり長年焦がれてきたこともあって、脳裏から離れない。最終的に後押しとなったのは、円安も厳しい中、じわじわと価格の高騰が避けられないことと、2022年に立てていた「30歳のうちにいい時計かジュエリーを買う」という目標(残り数ヶ月で31歳を迎えるタイミングでした)。買うならいつもその時が一番リーズナブル! と言い聞かせ、今後の人生も頑張るから……!と奮起して購入しました。

タイムレスで、飽きないデザイン

ティファニー ハードウェアのブレスレット
実は今のネイルの親指は、このジュエリーにインスパイアされてシルバーのパーツを載せています!(笑)

結果的には、冒頭でお伝えしたようにベスト・バイのひとつといえるお買い物でした! ユニフォームのように毎日着けています。最近、訪日デザイナーの取材続きだったのですが、ちょっとピシっと背筋を伸ばしたい日にも気が引き締まる。またこの重みをまとうと、自然と体と気持ちが“オン”モードになるんです。帰宅してジュエリートレーに載せる所作が、儀式的なスイッチに。今に至るまでほぼ毎日つけている&これからも愛用するであろう、そしていつか将来的には大事な人に引き継ぎたい、と考えると日割り計算ではむしろお得なのでは、とすら思っています(笑)。

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エディターSAKURABA

好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。

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