夏もジュエリーがないとコーディネートが物足りなく感じますが、黒やグレーの割合が一層増えて、なんとなくもったり見えやすい冬も、私にとってはジュエリーの欠かせないシーズンです。
ブランドが始まった当初から少しずつ集めているのが r.alaganのリングたち。
デザイナーの髙橋れいみさんは、台湾人のお母様と日本人のお父様の間に群馬県で生まれて自然と共に育ち、幼少期は台湾でも多くを過ごしたそうです。思春期にはロサンゼルスに移住したこともあり、多面的なルーツを感じるデザインが特徴。
プリミティブな要素もあるのに全体的な印象としてはモダンで、ほどよくインパクトがあるのにつけやすいものが多いのです。
職人が手作業で掘った縞が特徴的な SHIMA RING
特にお気に入りなのはこの SHIMA RINGのゴールド。ほぼ毎日つけています。幅広なのに重くなく、リングのエッジが滑らかに加工されている角のない作りで指への馴染みがとってもいいんです。縞模様のピッチもあえて揃えていないそうで、シンプルなストライプながらミニマムすぎずに味のある佇まい。職人が手仕事で彫っているそうです。レザーのようなハードな質感のアウターにも強くなりすぎず寄り添ってくれます。
大胆なオニキスが目を引く ART DECO ONYX RING
シンプルなニット一枚で何かポイントが欲しいなという時はこちら。このリングは、以前ショップで見かけて買いそびれてしまったのですが、どうしても忘れられず、受注会に訪れた際にお願いできないか相談して購入させていただいたもの。r.alaganはオニキスを使用したリングを他にも作っているのですが、石の配置の仕方が新鮮でインパクトのあるものが多いです。コーディネートのポイントになりつつ、石がブラックなので合わせるアイテムを選ばないのも嬉しいポイント。
アラザンのようなシルバーを並べたリングはもう一つ持っています。こちらもケーキのような厚みのある土台がお気に入り。
r.alaganは店舗を持っておらず、セレクトショップや、時々開催されるPOP-UPで商品を購入できます。以前訪れた際には偶然デザイナーさんがいらっしゃり、それぞれのジュエリーへのこだわりについて詳しくお話ししてくださったこともありました。ぜひ公式インスタグラム の情報更新をチェックしてみて下さい。