デモゴルゴンになれる【doublet(ダブレット)】のアウター

2024-’25年秋冬コレクションで見てから、これは絶対に欲しい!と心に決め、今か今かと待ち焦がれていたアウターをようやくゲットしました。ダブレットの「PETAL MOUTH HOOD BOMBER JACKET」です!

肩周りの花びらのようなフード

ダブレットのジャケット着用
doublet PETAL MOUTH HOOD BOMBER JACKET “KHAKI" ¥148,500

ボディはカーキ、ブラック、アイボリーの3色展開ですが、私はカーキをセレクト。「N-2B」のミリタリージャケットをベースに、花びらが開いたようなフード部分が特徴的。私はMサイズを選びましたが、ボディはかなりゆったりしています。

仕込まれたファスナーを閉じると、フード部分が顔まわりでぱっくりと開き、ホラー映画に登場するモンスターになれます。既視感があるのは、「ストレンジャーシングス」のデモゴルゴン。このアウター1枚でお手軽にデモゴルゴンになれるのです。

ダブレットのジャケットのフードを下ろしている図
ファーやボアなど異なる素材を使っているところも、手が込んでいます

今シーズンのテーマは「THE CURE」。治療や癒しをテーマにしたランウェイには、ゾンビメイクを施したモデルが登場! ゾンビモデル達がまとうのは、ファブリックに温泉成分を織り混ぜたり、血行を改善してコリの緩和に効果的な医療機器の磁気を散りばめたり、まさに服が傷ついた体や心を癒してくれるようなユーモラスな服の数々。このジャケットは、言ってしまえば内蔵丸見えの構造ということ……! それでも、包み込まれるような着心地はどんな冷たい風も通さず、体をほかほかに温めてくれます。

「デモゴルゴン」モードになるには?

ダブレットのジャケットのフードを閉じた様子

肩周りの赤い部分のファスナーを全て閉じると、つぼみのような形に。街中で対峙したら確実にヤバイ雰囲気がムンムン……! ちなみに、顎の下部分は空洞になっているので呼吸はバッチリです。なりふり構わないのであれば、本当に吹雪のような、「顔痛い!」という寒さのときはこのぐらい閉め切ってもいいかもしれません。

ダブレットのジャケットのフードを開いた様子

そしてファスナーを半分開けるとこんな感じ。ランウェイではこの状態で、避けた口をたなびかせながらモデルが歩いていました。まだこれで夜道を帰る勇気が出ず、初期状態(花びらを広げて肩周りを温める状態)にしているのですが、いよいよ寒さも本格的になり、冷たい風が吹き荒ぶ年末! 寒空の下、夜道でモンスターに出食わしたら、それは私かもしれません。

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エディターKAGOHARA

メンズ誌から異動してきたのですべてが新鮮な毎日!お笑いとぬいぐるみとドラァグクイーンが好きです。「なにそれ!」とツッコまれそうな服に目がありません。野菜が苦手です。

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