干し芋といえば、校則の厳しかった高校時代に、担任から呼ばれて振り向いたクラスメイトがくわえていたのが、大きなお札のような干し芋だった……というほっこりとした青春の思い出しかありませんでした。
でも、ある日編集部のおやつコーナーに置かれていた干し芋が、とにかく大好評だったんです。あまりに周囲がオススメしてくるので熱量に負けて、どれ試しに……と、ひとつ手に取って食べた、あの時の衝撃と言ったら！！！
それが私と「芋助」の出合いでした。
あの「芋助」を、ふるさと納税でゲット
それからは、どこかで干し芋を見つけるたびに時々買ってみていたのですが、何かが違う……！ 芋助に、会いたい（食べたい）んだ！ そんな矢先、同じく芋助に取り憑かれた友人から耳寄りなニュースが。
「茨城県那珂市のふるさと納税に、芋助があるぞーッ！」
ということで、2024年度のふるさと納税で注文したのがこちら。贈答用の上質な黒い箱に入ってやってきたのは、べにはるかの平干し、2kgぶん（400g×5袋入り）。
この金色の芋の輝きを見よ！
干し芋って、干しているんだから、ぱさぱさしているのでは……と思っていましたが、芋助はむっちりとした食感が特徴的。甘い味があとを引いて止まらないんです。くどくない上品な味わいは、この芋、タダモノ（イモ）ではない……！ と、素人の私でも感服。１枚でもかなり食べ応えがあり、小腹が空いたときにも頼もしい味方。ラップに包んで個包装にして持ち歩けば、手軽に食べられます（工藤静香さんリスペクトで）。そんな素晴らしい味＆食べ応えなので、気を抜くと袋の半分ほどに減っている、恐ろしいヤツです。
最近友人と発見した美味しすぎるアレンジは、レーズンバターやクリームチーズを載せる技。ありえないほどのハイカロリーで、ジムのトレーナーさんにはとても言えない背徳感ですが、とにかく美味しい！ 芋だからカロリー控えめ☆という免罪符を相殺するパワーコンボですが、後悔はありません。幸せの味って、これのこと。
そしてどうしても気になるのが、パッケージの芋のキャラクター。おどけたような悲鳴を上げているようなシュールな表情が、このプレミアムで美味しすぎる干し芋とのギャップを際立たせています。
芋だと思って買うと少し高いと感じるかもしれませんが、私は全人類に強くおすすめしたい。この芋助が、今後のあなたの干し芋ライフを大きく揺るがす出合いになるかもしれません……！
メンズ誌から異動してきたのですべてが新鮮な毎日！お笑いとぬいぐるみとドラァグクイーンが好きです。「なにそれ！」とツッコまれそうな服に目がありません。野菜が苦手です。
