2023.12.04

海を越えてやってきた【ロエベ×スナ・フジタ】のマンドラゴラチャーム

最初は軽い出来心だったんです。

かわいいディスプレイで話題のカサロエベ表参道店に鎮座するマンドラゴラに一目ぼれ。グッズを調べるうちに「マイ・マンドラゴラが欲しい」と思い立ち、【ロエベ×スナ・フジタ】コラボのマンドラゴラ チャームをもとに、お人形を作ってみようと思い立ちました。

製作過程の中で「ちゃんと似せるにはパーツが足りない」と街に繰り出して材料を集めに行き、パーツをゲットすると「実物が見たい」と近場のショップへ駆け込みました。しかし、店員さんに聞くと、マンドラゴラチャームは日本全店舗で完売していたのです!

執念で手に入れた人生初ロエベはまさかのマンドラゴラ!

ロエベのマンドラゴラチャーム
ECサイトでは日本円で¥69,300

失って初めて気づく、失恋のような気持ち……とはちょっと違いますが、こうなったら意地です。たまたま週末にソウルへ旅行に行っていた同期に「一生のお願い!見つけたら買ってきて!」と、頼みました。
とはいえ、異国のショップでうまいこと見つかるかどうかは、かなり望み薄。私は己のマンドラゴラを完成させるのみ、とちくちく制作していたところ、「ラス1捕獲!」と吉報が。こうして、海を越え、国を越えて私のもとにやってきました。

 

マンドラゴラチャームの葉部分
頭の上のカラフルなつぶつぶは、地面に出ているお花です

いざ対面したマンドラゴラは、つぶらな瞳が愛らしい! また、小柄な見た目とは裏腹に、ボディがしっかりと硬くて丈夫。葉の部分には3色のカーフレザーを用いてあり、大人の遊び心を感じます。

そもそもマンドラゴラとは、実在するナス科の植物(マンドレイクともいう)。薬草として用いられており、根茎には神経毒が含まれているのだそう。根っこが人のような形に見えることがあることから、引き抜くと悲鳴を上げ、声を聞くと発狂して死ぬ……という怖すぎる言い伝えがあります。馴染み深いのはハリー・ポッターに出てくる茶色いヤツで、かわいくアップデートされたのがこの子というわけです。

【ロエベ×スナ・フジタ】はパッケージもかわいすぎる

ロエベ×スナ・フジタ 袋と箱

今回コラボをしたスナ・フジタさんは京都の陶芸制作ユニットで、動物や自然のモチーフが特徴的。子どもがクマや犬などの動物とたわむれる様子をアートワークに落とし込み、陶磁器の上に手描きする作品が人気を集めているアーティストです。ショッパーには泳ぎ回るペンギンと男の子の絵柄が。袋の内側にはペンギンがちりばめられていて、眺めているだけで気持ちがウキウキします。

おさまりのいいバッグを探して……

マンドラゴラチャームをつけたカバン
カバンから覗いているのは、わたしのお手製マンドラゴラ。サイズが本物より1.5倍くらい大きかったです

そして次に浮上するのが、チャームを買ったはいいが、どこにつけようか問題。とりあえずあらゆる手持ちのバッグにつけてみて、一番マッチしたのはこちらの黒いバッグでした。存在感が強くかなりポップなので、本当にシンプルなバッグにさりげなくつけるのがおしゃれかな~と思いつつ、やはり「同じブランドのバッグこそ、真におさまりが良いのでは」という気持ちがむくむくと湧き上がっています。

1つのお買い物を達成すると、また次の目標(欲しいもの)が湧き上がってくる、少年漫画のような展開になってしまいました。慌ただしい年末を頑張ったご褒美に、バッグを買っちゃってもいいかも……と言い訳を考えながら、師走を駆け抜けようと思います!

エディターKAGOHARAプロフィール画像
エディターKAGOHARA

メンズ誌から異動してきたのですべてが新鮮な毎日!お笑いとぬいぐるみとドラァグクイーンが好きです。「なにそれ!」とツッコまれそうな服に目がありません。野菜が苦手です。

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