最強バッグ現る! 【3.1 フィリップ リム】から新デビューしたシリーズが欠かせない

バッグに私が求める条件。それは安心感に他なりません。アクセサリー的な胸きゅんルックスももちろん素敵ですが、日々の相棒としての洗練されたデザインと、包容力が大事。頻繁に替えないものだからこそ、セレクトはつい慎重に。ほどよくコンテンポラリーで上質で、気兼ねなく日々を伴走できるもの、というリクエストに応えるバッグが……ありました! かゆいところに届く「これを求めてました!!!」という逸品が。それがこちらの3.1 Phillip Lim(3.1 フィリップ リム)から新たに誕生した「ID」バッグです。

ミニマルだけれど優しさがある

3.1 フィリップ リム「ID」バッグの正面
大きさはH15×W20×D10と、必需品が入りながらも大きすぎない万能サイズ

2024年リゾートコレクションにて誕生したシリーズは、ソフトショルダー、クラッチバッグ、そしてこちらのデイリーなショルダータイプの3つのシルエットがラインナップ。まずは見てください、この端正なフォルムを。ピリッとした直線的なボックスシルエットに、フラップがさりげなく円弧を描き曲線的なニュアンスをプラス。ミニマルな美しさにアクセントを添えるのは、アイキャッチな扇状のクラスプですね。デザイナー自身が愛用するブレスレット、そして彫刻家のアニッシュ・カプーアの作品に着想を得たそうで、アーティスティックな表情に。ゴールドを採用することで、ジュエリーライクで品の良い佇まいに仕上がっています。ぷっくりした質感や柔らかいカーブが、ミニマルだけれど突き離さず、どこか親しみのある表情を実現している。

こんなに優秀なのに……お値段は110,000円!

3.1 フィリップ リム「ID」バッグとその中身
ふくよかな質感で、どこか愛嬌のある佇まい

色展開はワインとアズール(スカイブルー)がありますが、毎日携えることを考えると、個人的には黒一択! スムーズレザーの質感もなめらかで心地よく、永遠に撫でていたい……。そして肝心なのは収納力。私のやや大きめサイズの財布も難なく収まりつつ、リップや手鏡、香水にイヤホンまで細々とした必要な手荷物がすっぽり。マチがあるのも心強いし、底が深すぎないおかげで持ち物が迷子になりにくいのも嬉しい。もはや欠点なんてないのでは? と思いつつ、さらに驚くのが価格。なんと税込110,000円。素敵だと思ったバッグの値札を見てそっと棚に戻す、ということも多い昨今にこのプライスは奇跡的ではないでしょうか。

“推しブランド”だからこそ、これからも応援したい

3.1 フィリップ リム「ID」バッグの着用画像
肩がけにもいいですし、カジュアルに斜めがけしても。あらゆる着こなしにフィットします

アジアンコミュニティの人権や環境保護など、サステイナブルな世界のためのクリエーションに注力している、フィリップ・リムさん。2023年9月10日には、4年ぶりにランウェイショーを開催して「おかえり、フィリップ!」と会場が沸いた、という話も記憶に残っています。ファッションを通して世界を良い方向に導く姿勢に心から共感します。そして、年齢を重ねても寄り添ってくれるエッセンシャルなワードローブの提案も、本当に素晴らしいですよね。実は6~7年ほど前に買ったローファーは、オン&オフともに活躍するあまり、ソールを修理しつつ今日までずっと愛用しています。そういえば入社して「きちんとしなきゃな」とすぐさま買ったのも、3.1 フィリップ リムのシャツでした。人生の節目で“名刺服”となってきたブランド、このバッグも新たな自分の「ID」となること間違いなし。そう確信しています。

3.1 フィリップ リム ジャパン
customercare@31philliplim.co.jp

主な取り扱い店舗
3.1 フィリップ リム 伊勢丹新宿店
3.1 フィリップ リム 銀座三越店
3.1 フィリップ リム 大阪タカシマヤ

エディターSAKURABAプロフィール画像
エディターSAKURABA

好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。

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