はいたら足湯だ！【HOKOS（ホーコス）】のアンクルウォーマー

ポカポカ、らくちんな足首の冷えとりでQOL向上

真冬の倉庫スタジオでの撮影中、スタイリストさんが持ち込んでいたカシミヤブランケットがHOKOSのものでした。手触りが良く、軽くてあったか。これいいですね、なんて話していたら「このブランド、冷えとりアイテムの素材がとてもいいんですよ」とおすすめされたのがアンクルウォーマー。オーガニックコットンとシルクの二重編みニットの、シンプルなデザインが気に入りました。

はいてみると、予想以上の心地よさ。「足指が窮屈じゃない」「足首をしめつけない」「肌触りがさらさらしている」「穏やかなポカポカ感」……これは、デスクの下にタライをおいて、素足でちょうどいい温度の足湯に浸かっている感じにかなり近いではないか！

足元の冷えとり迷子が出合えた、ストレスフリーな決定打

家での仕事が多く、夜になれば足が石のように凍る冷え性なのですが、実は足元の冷えとりに関して、決定的にこれがいい！　というアイテムには出合っていなかったんですよね。ソックスを長時間履いているとどうしても蒸れと締めつけを感じるし、五本指ソックスは面倒くさい（ひどくズボラなもので）。結局、家での仕事では、保温できるボトムにゆとりのあるルームシューズをはくのが一番らくちん！　ということでダウンパンツやなムートンスリッパど、ひと通りコレクションしています。しかし、この出立ちはどうしても隙間に冷気が入りやすく、足首の守りが甘い。

それがなんと、この単純な筒状のアンクルウォーマーひとつで解決です。実際、座りっぱなしでリモートワークしていた日中はエアコンなしでも暖か。たいてい夜になるにつれ、ふくらはぎがむくみではち切れんばかりになるのですが、アンクルウォーマーをきつく感じることがないのが驚きでした。脱ぐのを忘れてそのまま布団に入って眠ろうとしたくらいです。 

外出時も「足湯気分」が味わえるショート丈も

はいていて気持ちのいい秘密は、やはり素材と縫製にあるようです。そもそもブツが軽い！　オーガニックコットンとシルクの二重編みでできているのですが、肌触りがさらりとしていて通年利用できます。保湿性があって肌のカサカサも軽減されるような気がします。

はき口の部分も優秀です。足首の部分は締めつけない。全体が柔らかく伸縮性があるニットなのでずり落ちない。足にかかる部分もずれる心配なし。私は普段、踵をおおうようにしてはいています。上は足首からふくらはぎにかけて、寒さに応じて長さを調整しているのですが、たるませても伸ばしてもつかず離れずのフィット感。

家では膝下まで温めるスタンダード丈をはいているのですが、よりコンパクトなショート丈はパンツやブーツの中にも仕込みやすくておすすめです。極寒期の防寒だけでなく、旅先や移動中など「なんだかスースーするなあ」という時にもぴったり。「モバイル足湯」なアンクルウォーマー、長い付き合いになりそうです。