どんな天候も乗り越えられる、
オレンジ色のフーデッドコート
ひとりっP（以下P） ここ数年、好きな色は元気をもらえるオレンジ色。このフーデッドコートは黄みが強めのみかん色で可愛い！
エディターASADA（以下A） グロッシーな素材感も新鮮で、おしゃれ上級者感がありますね。
P 見た目のキュートさとは裏腹に撥水機能があって、隙間風も入りにくい構造になっているのもいい！
A それに、見た目よりもずっと軽いですね。ひとりっP先輩が言うところの“羽衣アウター（軽量アウターのこと）”なのでは？
P そうそう、空も飛べそうな軽さだよね。京都では、花見をする予定なんだけど、中に同色のゴアテックス製アウターを仕込めば保温性も抜群。花見の時期ってまだ寒いしぱらぱら雨が降ることもあるから、“ダブルアウター”にすることで、対応できる天候や気温の幅も広がるんだよね。
A オレンジのトーン・オン・トーンのバランスも絶妙だし、観光客で賑わっている京都ではぐれても、ひとりっP先輩をすぐに発見できそうです（笑）！
海外出張にはドレスライクな
コートが１着あると便利
A 仕事柄ブランド主催のイベントに出席するために、海外出張に行く機会がよくあるんです。
P 人に会う機会が多いから、きちんと見えつつ映える服が必要になるよね。
A 私が選んだのは、チュールドレスにライダースジャケットをレイヤードしたようなデザインのアウター。羽織るだけでドレスのような華やかさが！
P ボトムスはカジュアルなブラックデニムなのに、すんごくドレスアップした人みたいに見える!!
A 透け感があるチュール素材を使用しているから、黒のロング丈でも重くなりすぎないのもうれしい。イベントに出席する時に羽織れば、中に着る服がシンプルでも、一気にフェミニンかつモードなスタイリングが完成します。
（左）コート¥174,900、（右）コート¥181,500・中に着たブルゾン￥141,900／ヘルノ・ジャパン（ヘルノ）、他は本人私物
Laminar Collection
旅にマストな“映える白アウター”
P この白アウターはリラクシングなシルエットだから、バルキーなダウンジャケットを中に着ても、ほらすっきり見えちゃう！
A 季節の端境期にひとりっP先輩がよくやる“ダブルアウター”ですね！
P そうそう！ アウターの中はまたも大好きなオレンジのトーン・オン・トーンにしてみました。オレンジ色って意外と合わせるアウターの色に悩むことがあって。黒だと少し重くなるけれど、白なら顔映りもいいし、垢抜けた雰囲気になるんだよね。白アウターって汚れるから敬遠している人も多いと思うけど、１着あるだけでコーディネートの幅がものすごく広がるし、なにより汚れへの恐れを凌駕する使い勝手の良さがある！
A 白の威力って侮りがたいですよね。サイドのジップを開けるとチラ見えする、メッシュのデザインも効いています。フードにも同じデザインが入っていて、被るとこれまたチャーミング。
P あと、サイドのジップを開けると可動域が広がるのがいいよね。旅先で自転車を借りてサイクリングする時も、動きを妨げないから快適。
A ジップを閉めればスリムなシルエットになるから、風が強い時や移動中はジップを閉めても良さそうですね。
P しかもこれ、ゴアテックスパックライト®を使用したフーデッドコートだから防水、防風、透湿性もバッチリ。ちょっとした雨なら傘なしでも問題なし！ これだけ高い機能性がありながらデザインはスタイリッシュって、ありがたすぎる！
コート￥174,900／ヘルノ・ジャパン（ヘルノ）、他は本人私物
羽衣のように軽い、
モードなマキシ丈コート
P お次はモードな雰囲気が素敵な黒のマキシ丈アウターを着てみました。高めのスタンドカラーが都会的で、風除けにもなると同時に小顔効果もありそう！ 顔まわりに程よいゆとりがあるから、襟もとにファンデーションがつかないのもうれしい。
A ダブルジップだから下を開ければ足さばきもスムーズに行えますね。
P 小柄だから普段マキシ丈はあまり選ばないんだけど、これはシルエットの美しさに感動。そして、さっきの白アウターと同じくゴアテックスパックライト®を使用しているだけあって、本当に軽い！
A ゴアテックスは３レイヤーから２レイヤーが主流になり、年々生地が軽く、柔らかく進化しているんですよ！ ヘルノのこのアウターも２レイヤーだそうです。
P 今思いついたんだけど、京都旅行中に、もう一つコーディネートをアレンジするなら、先ほどの白アウターを中に着るのもおすすめ。旅行先でいろんなコーディネートを楽しめるのは大きいよ！ 毎日同じアウターだと、後々写真を見返した時に変化がないじゃない。
A 本当、その気持ち分かります！
コート¥199,100／ヘルノ・ジャパン（ヘルノ）、他は本人私物
Main Collection
ツイードブルゾンで、
機内でも“きちんと”感を忘れずに
A フライト中の機内ではできるだけくつろぎたいから、パーカとイージーパンツが定番。ヘルノで見つけたこのサテンパンツは、シワになりにくくて軽いから、長時間の移動にもってこいです。
P 艶感も上品だね。しかもシルエットがきれいなワイドパンツだから、あらゆるトップスにマッチしそう！
A このツイードブルゾンも機内で着るのにちょうど良くないですか？ プレスツアーに行く時って、機内とはいえ関係者の方々もいるから気が抜けないじゃないですか。そんな時でも、パーカの上にこのツイードブルゾンをさっと羽織ればフォーマルな印象を演出できそう。
P 黒のツイード生地に小さなシルバーのスパンコールが織り込まれているところにも、ヘルノらしいエレガントさを感じるね。
A ゆったりしたドルマンスリーブなので、ボリュームがあるパーカを下に着てもシルエットが損なわれないのもうれしいポイントです。
P 確かに。シルエットがすごく可愛いね！
A しかも、ポリエステルをミックスした軽量ツイードを使用しているので、ツイードなのにまさかの“羽衣”ですよ。
P （着てみて）本当だ、めちゃくちゃ軽い！ これは間違いなく羽衣アウターだ。
ブルゾン¥152,900・パンツ￥60,500／ヘルノ・ジャパン（ヘルノ）、他は本人私物
着回し力抜群！
シルバーの軽量ダウンベスト
A 1着でも暖かくて軽量なダウンベストは万能だけど、海外出張で着るにはカジュアルすぎるかなと思っていたのですが……。ひとりっP先輩見てください！ 出張にぴったりのダウンベストを見つけたので着てみました！
P ASADAさん素敵〜！ インパクト抜群だけど、シルバーのラメが上品だからコーディネートに取り入れやすそう。あと、現地で着たら「シルバーのダウンベストの人」ってすぐに覚えられて、名刺代わりにもなるっていう（笑）。
A おしゃれで目立てるなんて、一石二鳥ですね（笑）。今着ているような薄手のドレスには、無難にジャケットを合わせがちだったのですが、ライダース調のダウンベストを重ねたら、グッとモードな雰囲気になりました。
P しかもこのダウンベスト、アームホールが大きめに作られているから、いろんなレイヤードが楽しめそうじゃない？ コートの下に着るのはもちろん、上に重ねても素敵だと思う。
A それいいですね！ ずっと愛用していてマンネリ気味のトレンチコートの上に重ねたら、ひねりのあるコーディネートになって面白そうです。
P あとは万が一、トラブルや事故で機内に長時間閉じ込められても、頼れるアウターがあれば“ビバーク”時にも慌てないですむよね。見た目良し、機能良しのヘルノのアウターは、海外出張のワードローブに必ず持って行くべし。
ベスト¥152,900／ヘルノ・ジャパン（ヘルノ）、他は本人私物
45Lのキャリーバッグに、
アウターを４着収納！
P 国内旅行は、機内持ち込みができて、新幹線の通路も通りやすい45Lのキャスター付きキャリーバッグが相棒です。その中に、今回選んだアウター３着に加え、去年から愛用しているヘルノのダウンジャケットとパンツを収納。さらにコスメポーチ、PCケース、着替え、非常食のどら焼きまでもが楽勝で入りました！ まだまだスペースに余裕があるから、帰りのお土産もたっぷり入りそう。いつも旅先で思うのは、アウターは意外と重いし、荷物になるということ。圧縮すると薄くなって羽衣のように軽いヘルノのアウターなら、道中もらくらく。特に今回選んだ３着のアウターを畳んだ時のかさ張らなさといったら。キャリー内をブラックホール化させるミラクルアウターですね（笑）。
