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大黒摩季ヘリテージへの賛歌
1976年のブランド誕生時から愛され続けているヴィセトス柄とコニャックカラー。今季は、脈々と受け継がれてきたアイコンを改めてフィーチャーした。バリエーション豊富なバッグを携えて、シンガーソングライターの大黒摩季が音楽を奏でる
ピアノの弾き語りは「Mode Travia」トートとともに。中のマグネットをはずしフックを掛けると台形からスクエアにシェイプが変化する。しなやかなスペイン製のフルグレインナッパレザーだからこそなせる業だ。長年培われてきたブランドのクラフツマンシップを堪能できる。
バッグ〈H38×W43.5×D26〉¥240,900・ジャケット¥102,300・パンツ¥75,900・Tシャツ¥31,900・ネックレス(香水入りのペンダントトップが2個付属)¥10,120・ブーツ¥119,900/エムシーエム ギンザ ハウス アイン(エムシーエム)
思わず抱きしめたくなるパフィなキルティングに、マキシヴィセトスモノグラムを配して。トレンド感のあるホーボーシェイプは、軽やかに持てるのが魅力的。リズムに乗るように、自然と足どりも軽快に。クロスボディにできるレザーストラップつき。
バッグ〈H22.5×W24×D8.5〉¥93,500・ニット¥97,900・ネックレス(香水入りのペンダントトップが2個付属)¥10,120/エムシーエム ギンザ ハウス アイン(エムシーエム) リング/スタイリスト私物
端正なスクエアシェイプとグラフィカルなロゴが共鳴する、アートピースのような「Mode Travia」ショルダーバッグ。内側は3つのコンパートメントに分かれており、見た目以上の収納力を発揮する。着脱可能なロングとショートのストラップつき。
バッグ〈H16.5×W30.5×D10〉¥174,900・ジャケット¥152,900・トップス¥45,100・ベルト¥45,100・デニム¥75,900・アイウェア¥35,200/エムシーエム ギンザ ハウス アイン(エムシーエム)
ヴィセトスモノグラムキャンバスが存在感を放つ、「Aren」チェーン バックパック。K18ゴールドでコーティングされたチェーンディテールが、装いにジュエリーのようなきらめきをプラス。キャップやフーディなどのカジュアルなアイテムを、大人らしい装いへと格上げする。
バッグ〈H23×W15.5×D13〉¥163,900・フーディ¥69,300・パンツ¥80,300・キャップ¥36,300/エムシーエム ギンザ ハウス アイン(エムシーエム) リング/スタイリスト私物
もう一人の自分との会話を 音楽へと昇華してきた30年
仕事やプライベートでMCMを愛用する大黒摩季さん。ロックなデザインに品格が宿るところに惹かれると言う。「ブランド自体はもちろん昔から知っていましたが、手にするきっかけになったのはキモノデザイナーの斉藤上太郎さんの紹介。それこそSAITO JOTAROとMCMのコラボレーションウェアはTBS『金スマ』の衣装で着用させてもらいました。銀座のショップに伺った際は、バッグだけでなく華やかなウェアも多く揃っていて驚きました。この夏はデニムの『München』トートを毎日のように持ち歩いたのもいい思い出。使いやすい上に、私の好きなサーフスタイルにもマッチしたので」
今回の撮影に大黒さんを迎えたのは、タフでしなやかな人柄にMCMが共感したからだ。仕事でも私生活でも様々な困難を乗り越え、昨年歌手活動30周年の記念アルバムを発表した今、改めてこれまでの道程を振り返った。
「本当にあっという間でした。作品のクオリティを守ってきた自信だけはあり、自分でもよくやったなと思います。今はいつ歌えなくなってもいいように、いい意味での“終活”中です(笑)」
大黒さんの楽曲に励まされてきた人は多い。力強い言葉の数々はどのように生まれたのだろう。「基本、私を救済するために曲を作っているんです。不器用な自分の愚痴であり、叱咤激励であり、もう一人の自分との会話。たとえば『熱くなれ』も熱くなれていない自分への言葉。きっと同じ気持ちになる瞬間が皆さんにもあって、共感してもらえるのだと思います」
紆余曲折あるキャリアの中で、前向きにモチベーションを維持する秘訣は何なのか。「皆さんと同じですよ。可愛いとか美味しいってテンションが上がりますよね。お気に入りのバッグを持って歩いていたら今日いい曲できる気がする! となったり。嫌なことがあったときこそ好きな物を食べたり。毎日にご機嫌のスイッチを仕掛けていくんです。自分の弱点を認めて受け入れ、やり抜けたら少しのご褒美をあげる。気分が変われば全部いいほうに向かいます!」
MAKI OHGURO
北海道出身。1992年のデビュー以降「ら・ら・ら」などヒット曲多数。2022年デビュー30周年を迎え、全国47都道府県ツアーをスタート。今年5月に全67公演を完走した。12月には熊本・茨城・大阪でディナーライブを開催予定。
MCMの創業と共に誕生したヴィセトスモノグラム。クラシックなアルファベットロゴ、月桂樹、ダイヤモンドモチーフが織りなす象徴的な柄をジャカードデニムで表現した「ヴィンテージ モノグラム ジャカード コレクション」はユニークな織り技術を駆使した、レトロな風合いが魅力だ。イタリア産の厳選した生地に、特別な手法で上品なエイジング加工を施し、まるで数々の旅を共にした相棒のようなテクスチャーに仕上がっている。特に、アイコニックなMünchen トートは1泊2日の旅行にも十分な収納力で、これからの人生の旅路を支えてくれるはず。メゾンのヘリテージを感じる名品とともに、次なるディスティネーションを見つけて。
München トート ヴィンテージ デニム ジャカード〈H27×W37.5×D14.5cm〉¥163,900
MORE INFORMATION
MCM https://jp.mcmworldwide.com/ 03-4520-7030
SOURCE:SPUR 2024年1月号「原点回帰したMCMとともに過ごす一日 大黒摩季 ヘリテージへの賛歌」model: Maki Ohguro photography: Takemi Yabuki〈W〉 styling: Fusae Hamada hair & make-up: TORI. edit: Mai Ueno